照喜名+石渡+高岡@四日市veejay

daysuke2006-11-25

照喜名俊典euph 高岡大祐tuba 石渡岬tp


照喜名邸でひたすらのんびりして昼まで。
彼お勧めの近所のうどん屋さんで昼食。
おっちゃんおばちゃん近所の人中心の好感度大なお店。
味噌きしめん天ぷらのせという人生初なものに挑戦。
やっぱり赤いぜ名古屋の味噌。
とってもうまい、ほっこりあったまる。


夕方出発で四日市へ車で。
帰宅ラッシュで混んでいる。
海沿いには工業地帯。
在りし日の高度経済成長の名残のような煙突と白い煙。
堺っ子の僕には懐かしく感じる風景。


僕は四日市での演奏は初めてだ。
今回はずっと前に鬼頭哲ブラスバンドで共演した石渡岬ちゃんのお導き。
彼女の地元、元バイト先でのライブ。


駅前の感じが大変近鉄沿線っぽい。
お店は半地下っぽい場所で、これも懐かしさを感じさせる昔ながらのジャズ屋。
マスターも熱い感じ、勿論アナログレコード中心で好感度は増す一方。
ステージ部の後ろにある旗に感激、我がアイドル・ラサーン。
マスターが好きで岬ちゃんがデザインして作ったとか。
これでもう盛り上がることこの上なし俺。
単純馬鹿である。


最近tubaはじめたという岬ちゃんの楽器をちょっと拝借。
久々のF管。軽いなあ。
でも俺向きではないなあ、うーん。
彼女の音が、これまたいいのだ。


なんだか不安がる妙な岬ちゃんと3人でリハ。
いい音してるなあ彼女。
バリバリのtpプレイヤー的なやたらと安定感のある音ではなく
伸びる間に質感が変化するような色合い深い音。
旗を見て急遽メモを渡してラサーンのレパートリーもやることに。


小腹を満たすために裏のお勧め中華で軽く飯。
まるで人の家みたいなお店で会話も弾み軽くビールと餃子。


開演時間にあわてて戻り演奏。
お客さんはこれまたゆっくり来られるようでぽつぽつ増えて
最後にはほぼ満席。
照喜名君は昨日より音場に隙間があるせいか、
のびのびと演奏しているように感じる。
そして岬ちゃん、いえい!
いやあ、いいわ、バラードであろうが、初めての曲で不安あろうが
まずは思いっきり吹く、鳴らす!
けれんなく吹き鳴らされる音にぐっとくる。
なんだかラテンのイメージがある音。


2部の最初ではソロを。
背後にラサーンが居たから選んだカッコーのセレナーデ。
その後にはバカラックコステロの共作を照喜名君と。
これがクラシックアンサンブル張りに良い響き。
この後は3人に戻り景気よく。
お客さんの野次が大変面白いので大変混ぜ返す。
どかーんと終了。


終演後軽く乾杯しているとマスターお客さん皆さんはなしかけてきてわいわい。
この感じ、ずっと前にジャズ喫茶とかでライブしてたときの感じみたい。
人が熱い、暑苦しい。楽しい。
また好きなお店が出来た。
岬ちゃんありがとう。
そして2月に再演が決まったのでした。