吹き場ライブ@富山ガラス工房

daysuke2006-10-23

深井宣光sax 高岡大祐tuba
倭堂(パペット、絵)ヤマダベン(パーカッション)藤井雅子(ダンス)
名田谷隆平(ガラス制作)


SNSに書いた日記とほぼ同じ内容をまずは貼り付け。


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今日は富山ガラス工房にてライブ
いわゆる吹きガラスを作る「吹き場」にて
ちなみに富山のガラス工房は世界一の規模を誇る


まさか月曜の昼間12時半からのコンサートに
こんなにたくさんの人が来てくれるとは!
何十人いただろうか?
車椅子姿のご老人の姿もちらほら。
ありがたい、緊張するなあ。


前半はnobuとデュオ、そして久しぶりに
富山が誇るパーカッション・ベンちゃんゲスト入りでトリオ。

うーん、この感じ、久しぶりだなあ。


後半は即興によるコラボ。
ダンサー藤井雅子さんのパフォーマンスから始まり
先日スーホの白い馬を能くしたやまとさんが
地面に絵を書き始める。
ベンちゃんNOBU僕のサウンドチームは2年前の
影絵芝居「高野聖」のテーマからゆるりと。
工房チーフの名田谷さんが吹きガラスで黙々とガラス玉を
つくって網の中に重ねていく。


倭堂さん、地面の傷や模様をいかしてチョークで描く。
そうすると、まわりの傷が全部絵に見えてくる。

倭堂さんが作るフィールドの中で藤井さんがダンス
サウンドチームはほどけてフリーに。


倭堂さんの操る人形とみんながダンス
久々に見た人形舞 すごい
人形の表情がどんどん変わっていく


小さな音のきっかけからラストを作る
倭堂さんの白い蝶がシンバルの上を舞い
名田谷さんのほうに歩み寄っていく。
名田谷さんの吹く丸いガラスに触れた瞬間に
燃え上がって消える白い蝶
きっかけにボレロのように繰り返し音楽は上昇し
まだなお熱いガラス玉に水がかけられた音と破れる音にて
エンディング


うーん、この感じ。
素晴らしい。


言葉にすると全然、雰囲気伝わらん。
壊れるものとか、燃えてなくなるものとか
形が変わるものとか、時間とともになくなっていくものが
異常に好きなんだなあ。
ただのライブ、時間を感じること。


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富山に来ると大阪とはまた違った感じで
人と話することが大変面白い
直球な意見が聞ける
激論も批判も次回への期待も盛り上がる


NOBU推薦の海鮮居酒屋でまたしても
山盛りな海の幸 全然飽きんわ
めじマグロのスジトロとひらめの縁側、ガスエビ刺身、
たら白子の昆布蒸、あんこうの唐揚、他数え切れん位
おいしゅうございました。
なんか胸いっぱいでことのほか酔った


酔い覚ましに隣の有名な格闘技ジムを覗き見
ああ、そうするんだあ、そこはそうなんだ、
でもあれなら耳食いちぎってあそこで目ほじくって
足の爪剥いだら脱出できるのに、とか思ってしまう、
あれ、違うか。


反省がてらジムの向かいにあったガチャガチャで
「大当たり・盗聴器」を200円で賭ける。
見事大当たり、だが耳元にはシャーシャー音のみ。
でもなんか嬉しい。


わざわざ東京からスーホ中心に富山まで見に来てくれた友を
みんなで富山駅で見送り
バンド一同、バスが出るまで数十分
ソフトクリーム食って電話ボックスのガラスに絵を描いて
歌を歌ってお見送り。
帰りたくないと泣いてむずがるのを、無理やり押し込めて
また来いよ〜と手を振る。


この秋はじめて息が白んだ夜
これからやろうと話した夢に
痛いくらいドキドキする


僕の周りに居る最強の舞台チーム
来年はどえらいかますぞ。


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とここからは追記。
この日、何が馬鹿らしかったかと言えば
新聞の取材のこと。
なぜ新聞の取材というのは、こうも何かがへたくそなのか?
こちとら本番前で集中したい時に限ってやってきて
内容を説明しろという、傲慢さ。
やる前に、こんなこと説明しとうないわい、ダボ!
で、こっちのやる気をサポートすることは皆無で
ひたすら希望を奪うようなことしか聞いてこない。
今回は奴らの視界に入るや否や速攻逃げ出したので
僕は受けなかった。


しかしっよお、開演時間ジャストに出演者に取材する馬鹿がいるか?
本当にプロか?
ちびっこ新聞じゃねえんだぞ、頭悪過ぎないか?
写真撮影ですら邪魔で邪魔で仕方がないのに、
それくらいまで許してやってるんだから分かれよ、なあ。


挙句の果てに言ってやる、出演者に直接、
「どんな感想を書けばよいのですか?」
と聞いてきやがった、某新聞記者。


見たまま、書けぇ!
異常に頭の悪い小学生の読書感想文かぁ、てめえら。
挙句の果てには記事には「不思議な」とかしか書けねえでやんの。
人1倍知識も教養もないやつらが新聞記者するんじゃねえよ。
去れ、低脳


僕は新聞記事は信用しない。