赤兎との狂喜の一夜【大阪編】@フィドル倶楽部

The Black Light Orchestra
http://blacklightorchestra.org/(日本語ページあり)
Les-septembrist
FreylekhJamboree


猛烈がんがん二日酔い。
おえー。
あっという間に一升瓶の芋焼酎あけたもんなあ
数人で、ベルギー人たちと。
なかなかふらふら。
連日の刺激と飲酒と音楽でくらくらする。
ちょっと遅れたなあと思ってついたら
メンバーはまだヤニックとコンタンしか到着していなかった
ベルギー勢。
フレイレフは打ち合わせ中。


なかなか到着しないのでリハはなしか、と思ったら
客入れぎりぎりで奴らは到着。
はらはらした。
そのままサウンドチェック。
サウンドマンと彼らの橋渡しに店内を奔走。
客は入ってきているというのに結構チェックもリハもやりたがるのに
やきもき。
なんてたってふたバンド、時間も手間もかかる。
ピアノのセッティングに苦労。


エリックのシンセの液晶を見るとゆらゆらしている。
疲労と空腹のあまり目が霞み、足ががくがくする。
こんなことは初めてだ。
慌てて休憩時間に一番手近の牛丼屋に入りがっつり食べる。


今日はフレイレフのレコ発ということで
ブラックライトからスタート。
僕はスタンバイのまま数曲参加。
フィドル倶楽部は初めてだがちょっと何かが明るすぎるなあ。
照明とか、闇の感じがないので少し健全すぎる雰囲気。
発表会的になりそう。


続いてセプテンバリスト。
恐れ多くもご紹介。
「初来日の彼ら、たぶん、びっくりしまっせ」
と言い残して彼らに明け渡す。
やっぱりマチューの一声で観客は目をむく。
彼らの音楽はアコースティックであるものの
ロックンロール、体にぐんと来るというのに
ここはやはり健全で膝に手をおっちんして見ている前列の客席に
違和感を感じる。
僕はピアノの脇に居て鼻歌歌ったり踊ったり。
やって、楽しいんやもん。
客席後ろのほうは満場の立ち見で密やかな雑談や乾杯、
音楽による揺れはこちらのほうが自然だ。


そしてフレイレフ。
数曲を見てから悪友に誘われて酒の買出しなど。
どうもこの健全すぎる環境は尻の収まりが悪い、というのは
僕の育ちの悪さのせいか。


見たりふらふらしたりの繰り返し。
途中コンタンflがゲスト参加、難しい譜面を一発で完璧に、
しかも装飾までつけて読み取る能力の高さに舌を巻く。


何度目かのふらふらでまさかここで全員参加はないでしょう、と思ったら
気がついたら全員セッションが始まっていた。
随分前にフレイレフに飛び入りしたことのある曲。
耳覚えかすかに。
途中から入るというのはなんという贅沢か。
おまけにtuba河村さんとアホアホバトルまでやる。
大団円で幕。


今日はさすがに飲まんぞ飲まんぞ、帰るぞ
と思っていたのだが、ベルギー勢が遊びたそう、
なんだか面白い展開が待っていそうなので
古馴染みの友人のお店に連れて行く。
やはり面白い攻防が待っていた。
飲みすぎはしなかったが、午前様。
ねむー。