守口門真ジャズフェスティバル@SANYO e-cafe

大工哲弘vo,三弦
baira con dios :登敬三ts 高岡大祐tuba 池田安友子per


いよいよ当日。
1時半入りに間に合う。
会場はSANNYO電機の大阪本社内のカフェ。
普通にネットカフェの広いやつ。
控え室は別館になっている。


この日はいろいろとトラブル続きだった。
その詳細は某所に書き記した。
ここでは大まかに省く。


とにかく舞台監督がいないのでその代わりをするのに忙しい。
PAの人に進行表をかいたりセッティング指示したりしていると
なぜかラジオの取材とやらが来て出演を頼まれるが、こちとら
それどころではない。誰のせいでこうなっているんだ。
しかしずうずうしくも取材はやってくるので僕は逃げる。
とても邪魔。
これで時間の無駄が倍になった。


サウンドチェックはつつがなく、
我等三人にはほとんどいらないといってよい環境。
続いて曲リハ。
大工さんはリハでも手を抜かずフルコーラス、かなり混めて歌う。
会場ギリギリの時間までこちらもこめてリハ。
なのに終わりをせかす世話人
誰の仕切りの悪さでこの時間になったかは考えないらしい。

  1. +++++++++++++++


楽屋で着替えて準備。
すぐに会場へ。


最初は僕ら三人の演奏、20分強三曲。
客層はやはり大工さん狙いという感じ。
しかし無料路上ライブが基本のこのフェスで確かに
有料ライブは客限定されるが、それにしても少ない。


なんとなく場の雰囲気か何か、少しやりにくい。
皆、ちん、とお行儀よく座って、なんだろうか、と思ってしまう。


大工さんにバトンタッチ、ここからは1部後半ソロ。
客数はそれほど増えていない。
ちょっとなあ、歌の雰囲気ともやはり会場は少しそぐわない感じがする。
オリオンビールだけは沖縄感を演出しているが。
昨日のmogajogaでの雰囲気のほうがしっくりくる。
もちろん大工さんの歌は良い。


1部終了後休憩で2部。
(だいたい、このプログラムも俺が作ったんだった)
なんとなくやりづらい場の空気感は続いたまま。
それほど悪い演奏ではなかったかと思うがそれほど良い演奏であったとも
いえないのではないだろうか(まどろっこしい)。


終演後片付け、ここからの行き場も指示もなく。
総打ち上げがあるとうわさで(ちゃんと聞いていない)それを頼りに
時間を過ごす。
控え室のある建物はなぜか閉館していた。裏口から入る。
誰もいないので控え室の片付けなどやらせていただく。
お世話になった守衛さんにお礼も申し上げる。


池田さんの駐車場もなく行き場もまだギャラもない。
時間だけがあるので駅前の王将で餃子とビール。
この日一番落ち着いた時間が訪れる。


地図を頼りに頼りなく会場のひとつである寺を目指す。
何とかたどり着く。


この顛末の詳細は長いのでかかないが
危うくギャラを持ち逃げされそうになる。
悪気はない、とかまあいろいろな言い訳は聞く。
聞き飽きる。
この3ヶ月で一番気分が悪い。
あんなに怒りまくっていると周りから見ると
やくざにしか見えなかっただろうなあ、俺。
2度と会いたくないほどの恥知らずたち。
呪う。


出されるままに酒を飲んで大量飲酒。
大工さんとのお話は心洗われるようで大変嬉しかった。
またの共演を(違うところで)是非お願いしたい。
厚くお礼申しあげる。