黒鳥(ソロ)@堀江バルベス

daysuke2006-08-26

高岡大祐tuba


大阪2戦目はソロ。
「大阪悪巧みの会」という面白い飲み会を主催している
アパレル事務所がpackというお店をオープンさせた。
そこの代表ゾノ君が自分の好みで作ったイメージビデオのお披露目会。
そのビデオにはなんと僕の映像と音が使われている。
ゾノ君、すごいセンスである。


会場のバルベスはうわさに聞いていた北アフリカ料理的なレストラン。
なんとなく食事は演奏後にしようと我慢。
ソロなんでセッティングは簡単。
うわさどおり奥に細長い店。


木の内装の割にはわりかしデッド。
でも生で行くことにする。
開演まで近所をぶらぶら。


このあたりには10年くらい前にはよく出入りしていたが
すごく変わったものだ。
バルベスの隣は以前所属していた事務所の倉庫があった。
火の鳥村というアーティストスペースのような不思議なマンション。
友人たちが思い思いにいろんなことをやっていた。
今はもちろんもうない。


時間になって演奏。
お客の反応がいまいち読めない。
少々自分の音が聞こえづらい。
悪くはなかったと思うが、やはり少しタバコの煙が気になると
気が散ってしまうが仕方がない。
喫煙は、良い演奏で奪えるはずだ。


40分ほどか、終了。
演奏前にちょいと白ワイン飲んだのは良くなかったのかな。
以後少し気をつけてみよう。


この後はビデオ「黒鳥」の上映。
台詞ひとつなく進行する映像詩のような。
僕の音も随所に使われている。
重ねられているぴょん中島(コパサルーヴォ)の打楽器が心地よい。
なんだか映像センスが今ではない。
70年代のアンダーグラウンドな雰囲気がぷんぷん。
ゾノ君、すっきゃなあ自分。


終わって打ち上げのような。
楽しみにしていた食事を頼む。
白いんげんと豚バラのクスクス。
クスクス、大好物なんである。
うまい白ワインと。


これが絶品!
4,5歳の頃に両親と3人で欧州を1年ヒッチハイクしていたときに
フランスで初めて食べて好きになった。
帰国後あちこちで食べたけど何かが違う。
幼児期の記憶はこんなものか、と思っていたが
やっぱりうまいんだ!
おそらくあの頃に食べたものよりも洗練されているだろうが、
しかし嬉しいもんだ。


感激ついでに少し他も頼む。
チーズは頼まないでもミモレット、ラタトゥユも夏の味。
感激である。
うまいうまいと食べつくす。


ゾノ君から恥ずかしくなるくらいお褒め頂く。
店のパターンナーの女の子から映像の感想「気持ち悪かったです」
といわれて嬉しそうにしている君は偉い。


注がれるままに飲みまくって結構酔っ払ってしまった。
終電で帰宅。
ぺろぺろ。