室舘彩+高岡大祐+外山明@入谷なってるハウス

daysuke2006-08-09

室舘彩vo,fl 高岡大祐tuba 外山明ds


いよいよ初のトリオ。
脱退後一番最初にやりたくなったこと。


この日も大阪から青春移動。
週2の東西10時間の旅。


時間読み間違い少しだけ遅れて着くが
これで皆がちょうど揃う。
肉声セッションの時には喉の調子が悪かった彩ちゃんも
グッドコンディション。
外山さんは北海道旅帰り。


僕と彩ちゃんは前回のリハである程度掴んでいるので
外山さんに曲の味を知ってもらうためのリハを。
噂どおり外山さんは楽譜ではなく歌詞を見て演奏する。
これは非常に正しいと思う。
いまさらながら言葉には力がある。


ソロ回しやエンディングの確認なんかしないリハ。
曲は生き物のように変化するべく、
リハでは完成させない。
この考え方がばっちり合う。


ライブ前には3人で食事。
通常僕はライブ前の食事は人と食べたいものが
あまりないので個人行動することが多いが
このメンバー、話がしたい、飯はサブ。


なってるハウスの周りにはあまり夕飯屋がない。
バーミヤンで中華を。
話が弾む、いやさライブ以外の話。
つい時間オーバー。


ちょっと慌てて戻ると満場のお客さん。
ありがとう。
少し時間を頂いて開始する。


なんていうんだろう?


ちょっと言葉では表せない楽興の時。
歌と言葉の力はしっかりと優しく
外山さんの放つ音は僕らに機会を与え
僕はそっと、少々恐々と丁寧に心がける。


彩ちゃんは飛び回り
外山さんはじっと見守り
僕は溜息を漏らす。


音楽は時間芸術だというけど
(そうかどうかは分からないけど)
この時間をともに過ごせたことを嬉しく思う。


遊びも くすくすも うねりも
好きなものが転がりまくってた。


最後に春の歌。
脱退を伝えた直後に彩ちゃんが書いた曲。
旅立ちの先で君が待ってくれていると歌う。


感謝の気持ちとともに終演。
喜びに満ちる。