東野祥子ワークショップ@森下スタジオ

daysuke2006-08-05





東野祥子ワークショップ


BABY-Qを主催するダンサー・コレオグラファー
祥子ちゃんのお誘いで彼女のダンスワークショップの
お手伝い。


森下スタジオと言えばわかるといわれて
駅前で聞いたら本当だった。
広いダンススタジオ。


何人か音のプレイヤーがいるということ、
中に久しぶりなお顔。
鈴木学さん。
もうずいぶん前に内橋さんのワークショップや
ウォンさんの集まりで会っている。
自作音源の演奏家
今回はダンサーの動きが演奏になるという
重力センサーを使った楽器をご披露。


これが面白い。
両手にベルクロで装着された小さな筒がセンサー部、
(重力と加速度を検知するらしい)
ラインが腰の発信機に繋がっており
そこから無線で鈴木さんの受信機に飛ばされ
MIDI信号に変換されて音源を鳴らす。
(今回は珍しく既成音源だ)
それぞれの手のセンサーに1音源ずつ割り振られており
たとえば左手はピアノで右手は人の笑い声とか。
少し動くとかなりビビッドに反応する。
変態高速インプロみたい。
音源の選択と音色の調節は鈴木さんがやってる。


さらにスクラッチDJとサウンドの人、
遅れてさらにそういったエレクトロ系の人が
4人ほどいた。


最初は祥子ちゃんのデモ。
いやあ、やはり素晴らしいわ彼女のダンス。
何も知らなくても美しい動きってのは
説得力があって良い。
鈴木システムのサウンドとも相性ばっちり。
良い演奏のように聞こえる。


最初は大勢の参加者一気に踊るが
ごちゃっとするので半分ずつに分けて
全員の演奏ってのもごちゃっとするので
少しずつ分けて。
代表で数人が鈴木システムを装着して踊り鳴らす。


参加者はこれまでのワークショップで
音に反応してダンスするように仕込まれている。
音が鳴ってる間だけ動くってわけでもないので
全体を眺めながら演奏するとかなり面白い。
面白いときには「目に見える音」って感じになる。


これも慣れていない間のことで参加者も慣れてくると
次第に表現を始める。
車座になって3人ずつ希望者が踊る。
どんどん入れ替わっていく。
表現が始まると少し音楽的なものから
違うものになってもいく。


エレクトロニクスはこういうとき単調になりがちで
生楽器の有利性を感じる。
人を見てかなりいじり倒した。
自分のソロ同様、声を出したり好きにやらせてもらった。


新鮮で面白い体験だった。
祥子ちゃんにお礼を。


森下は何度か来たことがあるが居酒屋で有名な下町。
知人のおすすめを覗いてみるが、行列。
けっ、である。
で、隣で気を吐く新興の居酒屋で一人乾杯。
さんま刺10円ってとこがブラボー。
後に友人と合流して人形町の信じがたい盆踊りや
ビデオ飲みで沈没。