大田恵資+高岡大祐デュオ@静岡ハリストス正教会内 アークホール

daysuke2006-07-28

大田恵資vl 高岡大祐tuba


ついにやってきたこの日である。
決まったのは昨年という長丁場の企画。
企画者は大島優美子さん、渋さで一緒だったサックスの佐藤帆君の母君である。


今月3回目になる新幹線移動。
いいのかしらこんな贅沢で。
静岡は東京からだとあっという間だ。


ピックアップしてもらい教会へ。
帆君の幼少時代を過ごしたという森のすぐ前に教会。
演奏会場である木造のドームは音が大変すばらしい。

開け放たれた窓から心地よい風。
大島さんと二人で会場の設営。
まっすぐに向くと面白くない、と斜め隅に向かって向く客席を作る。


ほどなくしてお手伝いの中村さんがお寿司とお花を持ってきてくれた。
県内一と評判の高いおすし屋さんからのチラシ寿司。
ライブ前に頂きます。
大変上品なお味、おいしいです。


椅子が少し足らないので隣の教会にとりに行く、
中は正教会らしく本物のイコンが多数、圧倒される。
十字の切り方も違う、十字架も違う。
こないだ行ってきた松山と同じく、この地もロシア軍捕虜収容所があったそうだ。
 
イコンは大変美しい。


開場とともにたくさんの人。
控え室でのんびりと読書など。


しかし高速で遅れている太田さんはまだ未到着。
大島さんやきもき、僕はまあのんびり。
なかなかつかないけど向かってはいる模様。


開演時間になってもまだ見えない、静岡はオンタイムの国だそうで
ではソロでもやりますか、と重い腰を上げた絶妙のタイミングで
太田さん到着。19時04分。
打ち合わせどころか挨拶もそこそこに大慌てでステージへ。


もうこれからは二人の音遊びの嵐。
楽器やるだけではなく歌って唸って叩いてこすって。
芸達者の大先輩である太田さんに一矢報いようと奮闘する俺。
響きが良い場所なのでアイデアも湧き出る。
お客さんの反応もビビッドだ。


休憩を置いて2部の最初はソロ、僕から。
最近良くやっている得意のアレの吹き語りでぶっ飛ばす。
続く太田さんは太田さんの母君から教わったという歌。
これが不思議な歌詞とメロディーで出展は太田さんも知らないらしい。
そのまま大正演歌という
メロディーと歌をユニゾンで演奏するスタイルで素敵ソロ。


2部はさらにメイン楽器に固執しない自由な演奏。
開場の足踏み鳴らしてを鳴らし。
大いに盛り上がる。
アンコールまで頂戴しあのコード感を使ってしっとりと〆。


楽しい演奏であった。
またぜひやりたい。


終演後はいったんホテルにチェックインしてから
うわさの焼肉屋さんへ。
とてもうまい上ロースに舌鼓。