松本から御代田あむねじへ移動

daysuke2006-07-24

起きるとやはり少し二日酔い。
そんな悪い酒じゃないから大丈夫。


劇場の支配人さんに挨拶。
この人、どうも水木しげるの画にキヨシローを振りかけたような不思議な味わいのルックスが魅力。
朝ごはんを軽く頂こう、と4人で散策。
お勧めされたレストランのモーニングには間に合わなかったが、近隣を歩くとくんくん、パンの焼けるいい匂い。
つられて入ると大当たり。
いかにも地元向けという感じのパンセ松本。
お惣菜パンが多数、そしてどえらい安い。
めいめい買って帰る。


劇場のロビーで朝食。
パン、どえらいうまい。
東京の高級ホテルが売りの激高パン廃棄な安さと旨さ。
僕の買ったチキンカツパンなんて普通のパンの2,5倍くらいのボリュームで旨くて180円。
嬉しい。みな喜ぶ。


支配人さんにいろいろお話伺う。
興味深い。
劇団関係者は立つ鳥跡を濁さずに綺麗に帰るという
話を聞いて緊張する。
部屋に戻り掃除に明け暮れる。
楽勝、だが他メンバー拭きが甘いぞ!
リーダーは一人居残り拭き掃除。
そんなもんです。


厚くお礼申し上げて退出。
いつかまた来たい。
そして菜じゃへ向かう。


関さんはどうやら起きれなかったようで蕎麦はまだなかった残念、菜じゃは手打ち蕎麦屋さんである。
コーヒー頂いて(これがどえらいストロング)その後に
退出して温泉へ向かう。
美ヶ原温泉、白糸の湯。
たった300円では入れるのだこの辺は。
ここでも最後まで入っているのは僕だった。


ああ、腹減った死んじゃう、とばかりに野郎4人で
結局松本市外へ戻る。
駐車場に停めたらまた関さんに再開。
中途半端な時間に蕎麦屋を探すも全然見つからず。
町歩きで目星をつけたカレー屋さんに突入。
デリー、クラシックが流れる渋い店。
おばちゃん、あいそなし。


全員大盛りを頼むあたりがほほえましい。
特辛。
はふはふ頂く。


腹も朽ちたのでそのまま車へ戻る途中にはまた関さんと再会。
来月の渋さ公園の宣伝周り中だそうだ。
また熱く俺を申して退席。


それにしても松本市街地は見目麗しく
メンバー一同惚れこんだ模様。
良かった。


ここでPOCの二人とは別れて僕とノブ君は一路
軽井沢方面へ。
僕の明日のソロライブ会場であるあむねじへ向かう。


あむねじのオーナー・ブッチさんは
昨年まで駒場のほうでアルニカという知る人ぞ知る
バーを営んでらしたが閉店、こちらへ移って
10年人の住んでいなかった遺棄された別荘に
あむねじという拠点を作り暮らしている。
ずっと呼ばれていた地へ。


道中、ろくな地図もなくあてずっぽうに近いナビで
不思議に到着。
途中何回か道を聞くも御代田住民の適当な案内に驚く。
交差点は「直進」ではなくて必ず「突っ切れ」と言われるのだ。


龍神の町の駅に到着。
ダスキンの人が迎えに行くから」
というブッチさんの電話指令で待つと
「サニクリーン」の車がやってきてノブカーを先導。


途中から入る農道にショック。
こんなところ絶対分からない。
しかもここのところの雨でどえらい泥濘。
車のわだちだけが目印のような。
「こんなところに人が居るワケナイ」とノブ。


そしたら突然に現れるまるで魔女の館あむねじ。
ブッチさんに再会。
ノブを紹介。
中は現代の不思議の家。
全部ひと部屋で仕切り特になし。
素晴らしい山小屋。空が見える。
積もる話を軽く飲酒で。
圧倒的な音楽情報量を誇るブッチさんのお話は凄い。
ノブ翻弄さる。


ほどなくして明日同じイベントに出るファイアーダンスのチームが続々登場。
初対面の挨拶をしていると中には知っている顔も。
山梨で以前やった野菜と音楽のごった煮ライブの
来てくれていたなおさん、いらっしゃいませ。


ひとしきりした後には雨上がりの夜空に
ファイアーダンスのリハーサルを鑑賞。
あきれた。
これは凄いぞ。
見入って動けなくなる。
本番が楽しみだ。
気合も入るが今日はとろとろで早めにお休みなさい。