POC@松本菜じゃ

daysuke2006-07-23

POC:高岡大祐tuba 輿石バッキー智弘as 西村直樹b

起きる、少し胃が重い。
ほどなくして奥様の朝ごはんを頂く。
滅法うまい。



出発までの間、各自異常なまでにごろごろする。
途中で重大なニュースが入ったのであたふたしながら
皆に報告しに行く。


「お昼にはほうとうが出るそうです」
「ほへー」
「ほへーじゃないっす、これは一大事」
「すみません高岡さん」
「なんだい、ノブ君」
「なんすかそれ?」
「・・・」


想像力の欠如と無知識。
いいのです、罪はない
後でとくと知れ。


間の時間を和尚秘蔵のDVDで楽しむ。
コアな音楽情報をゲットするなら
やはりここ山梨身延に限る!


朝食山盛り頂いた後だが不安もなく
奥様特製のほうとうが出現さる。


一同驚く。驚け。
店屋物では絶対にありえないこの深み。
麺を茹でてスープをかけただけでは絶対に出ないこのまろみ。
溶けたかぼちゃと味噌のハーモニー、溶け出でた麺。
うげげ、うまい。
はじめて頂いた数年前の感動よ再び。
麺好きの西やんが深刻な顔で褒め称える。


さあて名残惜しい、本当にお名残惜しいが出発の時。
くれぐれもご挨拶を。
永明さんは本当に応援してくださる。
本当にありがたい。
手を振り続け出発。


雨の心配もなくすんなりと松本へ。
久々だ。天渋思い出の町。
風流な町を通り抜けて今日の会場である菜じゃへ。


店主関さんと再会、お元気そうだ。
みんなを紹介する。
ここは古い渋さサポーターたちが揃う町だ。


セッティングと音出しを軽く。
少し雨模様か、合間はめいめい勝手に。
ノブ君は大ファンである川下さんの話が聞けて嬉しそう。
フェダインのポスターをもらってご満悦の様子。


今日の開始は6時と早い。
今回非常に協力してくれた前田さんや
久々の皆さんの顔も。


演奏開始。
最初から熱い拍手。
さすが渋さな人たち。
反応も良い。


またしても2部の最初でノブソロ。
フェダインにゆかりの深いここで彼がやるというのも
感慨深い。
昨日からまた別のものにチャレンジしている。


最後に彼入りカルテット。
アンコールもしっかり頂く。


終演後はまたも宴会。
こちらでも心づくしの手料理によるおもてなし。
お店で何たら、なんてのより嬉しかったりする。


話はいろいろな方向に咲いていく。僕なんかより人懐っこい3人はすぐに皆さんと溶け込んでいく。
そういや僕は人見知りが激しいのだった。


宴も相当盛り上がった後にでは会場を移しますか、と
今回の宿を提供していただいたピカデリーホールへ。


古い映画館を改装して劇場にしたのは昨年の話。
まずは劇場拝見、これが素晴らしい。
音も雰囲気もよろしく惚れる。
近日渋さもやってくるらしい。


で、楽屋である2階が本日の宿舎。
申し分ない。
そこに関さん前田さんほか劇場の支配人さんも含めて大2次会。
これが凄かった。
そうそう、こんな感じ。
なんだかぜんぜん分からないの。
ビール瓶片手に前田(この時点でさんはどっかいった)は民謡だかなんだか歌いに歌いまくる。

そうか、脱がなくなったのね。
とにかく玄関でそのまま気絶するまで歌いつくす。
あちこちで気絶者続出。
気がつけば俺は何でか婦女子たちに愛とはなんぞやとか
叫んでいる次第で。
夜は更けて行く雨の中。

女性陣はみなさんしゃっきりとしていてお帰りになり
男性陣は全員ぐずぐずで死滅。
またしても独り夜に残されて就寝。