POC@山梨身延大聖寺

daysuke2006-07-22

POC:高岡大祐tuba 輿石バッキー智弘as 西村直樹b

旅立ちの日。
前日に財布だの身分証だのpcだの一切合財失ったので
とても身軽。
バスで身延へ行く予定だったのだが、個々1週間の豪雨で
道中に若干の不安、ということで
豪華にも新幹線と特急な移動と相成った。


朝一でバスチケの払い戻し作業。
o-catまでチャリでえっちらおっちら。
不乗証明もらって上本町駅でキャンセル。
面倒だ。


昼過ぎに出る、大阪駅での連絡が1日の中で最悪の時間。
9分も来ない電車にやきもき、久々に走る。
ちょっと贅沢して指定席。禁煙の確保。


静岡で身延線に乗り換え、最初後ろ向きに進む変なの。
富士過ぎて前後が逆になり。
車内で5回目くらいになるラサーンの伝記を読む。
人前で読んではいけないのが分かっているにも拘らず
あふれ出る涙をぬぐい読破。
マジ泣き。


身延駅には久しぶりの大聖寺住職・石田永明さんが
車でお迎え。
相変わらずお元気のご様子、再会を喜ぶ。


大聖寺に到着するとすでにPOCのメンバーと
富山からノブ君が寛いでいる。


楽器も出さずに紹介や馬鹿話を延々。
そろそろってところでいい加減にして軽くリハ。
バッキーが採譜してきたハーレムマンハッタンを。


ほかメンバーはすでにほろ酔い以上の飲酒だが
この日の僕は演奏前に飲酒控える。
特に意味はないが流されないために。


お客さんの入りは個々での5回のコンサートの中では最少か。
しかしもう顔見知り以上のお付き合いになっている
熱いご近所さんたちの顔多数。


OCの曲をやるということ、別に曲なんて、ねえ。
知ったこっちゃない人たちの前で見せるのは我等の
生の演奏姿。
大聖寺初めての二人を紹介するかのようにまずはプレイ。
少しジャズっぽい、少し不安。


2部の最初はノブ君を紹介する。
2年前に彼がここに来た時にはGYROという僕のバンドの
お手伝い、ローディー、坊やってやつだったのだが
時を経て彼はミュージシャンになったのだ。
前後を知る人にはぜひ見せたい。
2曲ソロを頼む。
今年2月からNYで独り路上ソロをやっていたという彼。
サックス2本吹きで会場を大いに沸かす。
負けとれんではないか。


そのまま残ってもらって1曲カルテットで。
ノブ君、吹く前に必ず異常なほど不安を見せるのに
吹いているときはぜんぜんそれを感じさせない。
バッキーと熱くバトルしてもらう。


引き続きトリオ演奏。
この辺で西やん炸裂す。
この辺で僕はやたらに声を出す。
我ながらでかい声だ。


最後にロンリーウーマンでまたカルテット。
曲知らないとか何とかいっていたのにノブ君は堂々としたもんだ。


終演後は待望の打ち上げ。
ここ身延の山の幸を中心にした最高。
地元の皆さんに囲まれてわいわいと。
初代ピットインオーナー龍野さん通称カイブツさんも
ご来場。
7年位前のパーティーパーティー以来か。
実はお姿見えていた間中緊張していたワタクシ。
恐る恐るご挨拶を。
現在は甲府で桜座というスペースに関わっておられるそうで、近日渋さも来るらしい。
「普通に歌詞を歌ってみたらいかが?」なんて
言われて吃驚仰天する。
俺が、歌か。


宴はどんどん進む。
僕は地元産の1升瓶ワインをがぶがぶ。
どわー、ぐわーっと盛り上がる。
ダイニエルジョンストンをかけて大喜びとか。
気がついたら大広間中心に僕を残して全員が気絶。
しょうがないので独りでお休みをつぶやいて就寝。


ライブの模様や和尚の日記などはこちらをどうぞ。
http://www2.ocn.ne.jp/~daishoji/index.html