高岡大祐tuba 瀬尾高志cb

ここのところ連日の瀬尾高志と、今宵はデュオ。
ソロも設けたのは、彼のソロが聴きたかったから。最初にやってもらう。
自分はあまりこういうことは思わないのだが、「コントラバスっていいなあ」と思ってしまった。
たまに「tubaって面白いですね」とか言われると「そうかなあ、と面白くないから、面白くなるためにアホほど努力しないといけないんだけどなあ」とか思ってしまうのだが。
豊かな響き、鳴り。持ち運びの不便さはお互い身にしみてわかるがこの大きさが必然と思える。
自分のソロ、この日はこないだの口砲ソロみたいなのはやらないだろう、と思った。
そしたら、ある意味もっときつかった。死ぬかと思った。生体維持のための呼吸が出来ない、酸素を身体にまわす分の息が、足りない。
殆ど演奏用に使ってしまう勢い、ほんのスプーン大さじ一杯ほどの息を吸う余裕があれば、それであとは演奏用の呼吸に全部回してしまえる、という感じ。
いいかわるいか、自分ではわからない。
休憩を挟んで2部。探りあい、作りあい、スレ違い。コミュニケーション。
最後に入ってきた客のタバコがきつかった。あんなに必死で吹いて吸っている人間の前で平気でタバコが吸える喫煙者という人達が、謎だ。
嫌うとか、そういう問題じゃなく「人の顔の前で屁をこいてはいけませんよ」と注意するなみに、変な感じ。
これもまた、よくわからない。
音楽は、良い一夜でした。