大島祐子ds 高岡大祐tuba Giovanni Barcera(ds)

間フェスが終わって僕と祐子さんはライブがあり、ゲントへ。
ジョヴァンニディドメニコがブッキングしてくれたけど、このジョヴァンニは連日のオーガナイズで今日だけは勘弁してくれという、
ゲントまでの行き未知なども何も考えてくれていない、
こちらから提案して、ジョヴァンニたちの車を借りて祐子さんが運転して(僕が免許が無い)僕がナビして行くということに落ち着く。
車でゲントには何度も行っているのだが、皆あまりに普通に言ってて詳細な未知は覚えていない、
祐子さんはストラスブール在住でこっちには暗い。
そして…祐子さんの方向感覚が…あえていうまい。ヒヤヒヤしました。
ヤバイなあと思った瞬間に突然目の前に友人が現れて道を教えてくれたりするマジックも。
おかげさまで少し遅れたけどなんとか辿り着く、会場はよく出ていたel negocitoのオーナーrogeが近所に出した新店舗だ。
とても立派なジャズカフェ。まだオープンして数週間らしい。
ネゴシートはチリ料理店で料理も最高だけどお客は料理目当てで音楽ファンは少数派、
オーナーのロジェはインプロに入れ込んでるけど店員は大嫌い、というのもなかなか面白かったのだけど、
新しい店では音楽に集中できるのがいい。地下がライブ会場だ。
今回もホストはジョヴァンニバルチェッラ。ゲントでは知らぬ者なしの名物ドラマー。
なんと最近糖尿病になったらしくて、毎食事前に注射を自分で打たないといけないらしい。
料理上手で煙草と酒が好きで、やっぱり、なのかなあ、少しだけ痩せたのも心配。
でもジョヴァンニはジョヴァンニだ、ビッグパパって感じ、年はそんなに変わらないのだけど。大好きだ。
ツインドラムに僕のぼろっちいtuba。天井が低くて物凄く響く。返りがあって嬉しい。
ジョヴァンニと祐子さんのそれぞれのソロも堪能。ジョヴァンニのドラムソロ、なんというかタッチの繊細と身体同様にダイナミックな演奏に釘付け。
優子さんはやはり男らしく感じる演奏だ。
物凄いいい雰囲気で演奏できて嬉しい夜だった。
オーナーのロジェに今回の間フェスのこと、坂田さんのことを話したら、もう聴きたくてしようがない、と言う顔をしてた。少年の顔。好きな音楽のためには何も惜しまない、超ナイスガイだ。
帰り道はちゃんとナビで来てよかった…。
ゲントも好きな町だなあ。