BOILERZ+芳垣安洋@渋谷Bar Isshee

BOILERZ:高岡大祐tuba ワタンベds ゲスト:芳垣安洋
大阪地元でやっているデュオ、ボイラーズ、久々の上京ライブ。
前回最後の東京ライブは2009年10月19日なので1年5カ月ぶりか。
まず新宿駅で待ち合わせて渋谷へ。大阪とはだいぶ状況も雰囲気も違うだろうな。
新宿駅でうずくまって泣いているカップルがいた。こういう人達を見ることも、今の東京ではしばしばだ。


ついてすぐいきなりゲストは超スペシャルで芳垣さん。
僕らは関西人であり、芳垣さんのことは関西中心に活躍されていた時からよく知っている。
ワタンベは初共演。プレッシャーもあるだろうが、自分にできる最大限の機会をプレゼントしたつもりだ。
ワタンベは今回少しいつもと違うセットでキックが改造タムで物凄い小さい。スネアが一番大きいという変な感じ。

芳垣さんは以前のワタンベのようなフロアタムが下からキックされるシンプルな物。

そこに挟まれる私。
ライブはなんというか、物凄くボイラーズだった。芳垣さんも沸騰。
ステレオで打楽器に挟まれるのは結構好きでこないだも仙波さんと池澤くんに挟まれたが、今回は更に苛烈。
音のジャングルというか容赦ないリズムの嵐。
芳垣さんのラテンでアフリカな乗り、歌うようなワタンベのそれ。
僕はかなり遊ばせてもらった。翻弄されながら。
ライブ後色々と感慨深い気持ちになる。
芳垣さんは、僕が今の音楽に至る初期に出会った、重要なミュージシャンだ。
20前後で初めて観て、まさか将来共演することになるなんて、思ってもみなかった。
今までなんども共演させてもらっているが、自分でブッキングしたのは初めてだ。
そしてそこにワタンベがいる。
今回のボイラーズツアーの良い皮切りだ。
その後は酒飲みながら極上音楽映像鑑賞会で盛り上がり、そっと涙。
音楽愛に満ち溢れた夜だった。