『OTOTONARI』BOILERZ@本町NUOOH

《LIVE》
・PARADISKA・bonanzas・BOILERZ・KIRIHITO
《DJ》・自炊・OTSUKA KENJI(ex.CLUB STOMP)
《LIVE PAINT》・noise
というイベントに呼ばれてボイラーズ出動。
15時からチェックで出演が22時というわけでこれは危ない、ということで色々仕込んで雨の中チャリで出動。
ワタンベは店のドラムを、僕はマイクとプリアンプ持ち込みで。
さて開いた長い時間、僕はササッとチラシ作り業務をしたら、ダンボールを開ける。
そこには食い物山盛りと酒。
レンズ豆と野菜の煮込み、かますごとトマトと法蓮草のイタリアン炒め、根菜の煮染め。
酒は閻魔の一升瓶を持ってきた。
たちのみスタンドを作って飲み食い。
外食より自炊の方が好きなんですわ。
そんでも時間が余って、酒片手に外に出てふらふら、肥後橋まで来てショヴィシュヴァまで来てボスと馬鹿話してまた立ちのみ。
僕らの他のバンドはちょっと音量が大きすぎて中に入れない。
これはバンドの問題というよりも箱のなりのせいもある。
そして箱のなりかたによってバンドのセッティングを変えられない、ということも。
僕らの前のキリヒトは東京の有名なバンドで僕も好きだしカッコ良いけどこの環境できき続けると自分らの演奏ができなくなりそうで表で聴いていた。
それでも十分、超爆音で聞こえていた。
さあ、我らが最後の出番行くぞ、と思ってみると、あれよあれよ、と客が帰る。
キリヒトが終わったから、ということで客の半分が我らの開演前に帰っていった。
こういう状況は燃える。
たしかに我らは無名だしこのイベント中最も小さな音のバンド、さあて。
40分一気全力。面白いくらいやらせてもらった。
最初はありえないくらい小さな音から、そこから自分らの出せる最大音量まで。
お客がどんどんステージに近寄ってくるのが面白い。
最後には爆発した。いい手応え。
ワタンベ曰く「今までやったライブ思い出したわ」って。
たしかに初期の不安定さ、ジャズやロックの要素、今までの関わりが全部でたような演奏。
3年間の俯瞰を40分で。いい時間だった。