special solos@早稲田茶箱

高岡大祐(tuba,microphone,mixer)solo
tamaru(bass)solo
Samm Bennett(neo-primitive string instruments, etc)solo
Gianni Gebbia (sax.etc)solo
久しぶりにソロの会。
サムさんはお招きするの初めて。ジャンニは最近よくやってる。
tamaruさんはかなり久しぶり。
なんだかサウンドチェックの時からかなり盛り上がる。いい感じ。
ソロ1発目はtamaruさん。
持ち込みの小型ベースアンプとエレキベース、ヴォリュームペダルだけのシンプルなセット。
そこでなんと豊かな音楽が鳴り響くのか。
スタイルとしては、ただ弾いている、としか言えないのだが、
絶妙なコントロールで、音色が微細に変化し、こちらの感覚に訴えかける。
本人は「モノクロームの世界」というけど、僕にはただそれだけとは思えない。
物凄く豊かな、響きの世界があった。大ファンです。


つづいてジャンニ。
持ち込みのディレイを使って、得意の特殊奏法などで重ねる。
生音の良さが強いだけにディレイ一個でただ重ねている点は少し冗長かな。


次は僕。マイクロフォン数本とミキサー持ち込みの「斧琴菊」セットに最近仕入れた古いリヴァーブを追加。
少しの残響が音の印象を強くしてくれてアイデアも湧く。
かなりサムさんに感化された演奏。

最後のサムさんのセットは、もうたまらないような彼の歌の世界。
今回はマウスボウや超小型アナログシンセ、独自の楽器を多用して素晴らしいブルースの世界を魅せてくれた。踊った。

お客さんは多くはなかったが、とても良い感じで出来たと思う。お酒が美味しい。