eric/daysuke/渓/臼井康浩@名古屋なんや

午前中にバスで移動して名古屋へ。高速路線バスなので休憩時間が短い。
まずは泊まり先によって荷物をおいてからなんやへ。
すでに臼井さんはセッティングも済んでいる。
お店にあったシンバルスタンドを借りて照喜名くんが持ってきてくれたペダル付きカホンなども使用するエリック。

僕は生音のtuba。
最初は日本人のトリオ。この三人でやるのって意外と初めて?
渓さんがアコギ生音で音量が小さいがそれを食い入るように聴きながらやるのが久しぶりで最近と違う感覚で
演奏に入ろうと出来た。なんか臼井さんの演奏ボキャブラリーと非常にやりやすい感じも。
そしてエリックのスネアソロ。

なんやの空間、バーイッシー同様目前で行われるスペクタクル。
小さいところから練り上げられて、宇宙の誕生のように広がる音の魔法に、途中から周囲を見渡して
きょろきょろするようなお客さんが出だした。そう、自分の耳を一度は疑う。
終わった後の溜息と大きな拍手。
2部は全員で演奏。こうなると渓さんの生音アコギはさらに聴くために耳を深くする必要があるが
音量に関わらず聞こえてくるものはあるもの。
エリックの演奏も繊細を極める。照喜名くんの持ってきたカホンのキック音が優しい。
良いカルテットだった、みんなの即興言語会話が飛び交った。
終演後はなんやのおいしい酒飯に舌鼓を打ち、タクシーで宿に帰宅。
少しだけ酒を飲んで深夜までディープな会話。エリックは日本語を解さないはずなのだが
恐ろしいほどに人の事を感じていることをまたしても知る。