BOILERZ+谷本仰@小倉マウンテンジャム

ついにツアーファイナル。
昼は個別行動にして僕は昨日持たせてもらったお土産を外で食べる。
やはり滅茶苦茶うまい。
特に辛子高菜、未知の旨さである。


それでも食い足りず気になっていたうどん屋へ。
北九州じゃありきたりのチェーン店、資さんうどんへ。
ここらではうどんがうまいのだ。
チェーン店でも気合入ってる。
てんかすととろろ昆布が入れ放題だ。
昨日の呑みすぎにお出汁が優しい。


途中で銭湯に入って会場に向かう途中になにやら気になる店が。
電子パーツのお店が何もないところにぽつんと、しかも大きい。
におうので入る。
パーツも大量だがなんだか昔の電子工作のキットが大量にある。
音関連の物も豊富でしかも今はないものがある。
これはちょっとしたお宝だ。
カセットテープのケースを使って作るシンセや光で調節するテルミンなど購入。
二束三文。子供の頃に好きだった電子工作を復活させよう。


今日の会場はきっちりライブハウス。

サウンドチェックすると中はコンクリの打ちっぱなし部分が多くステージ内で反響が大きい。
当初ドラムは生で、僕はマイク1本仰さんはアコースティックにマイク一本エレキは持ち込みアンプ。
ちょっと難しかったがなんとか終えて食事へ。
向かいの居酒屋を勧められたがなんか気分じゃない。
ここで書いておくと僕はなんとなく店を選ぶということがない。
絶対に失敗したくないという意気込みで飲食店を選ぶ(そうできない場合もある)
だから基本的に大人数での飲食は好まない。
そぐわなかったら一人で退席して別の店に行くくらい。


この日は僕のわがままで通りすがりに気になった店に勘で入った。
何の変哲もない、焼き鳥屋、しかし何かが匂う。
カウンターだけの小さな店で年配の夫婦ものっぽい二人でやってる。
これが大あたり。

なに食っても旨い。肉の処理と質が相当に良い。おまけに安い。
我らが旨い旨いと食っているとご主人の気分も良かったみたいだ。
誰も褒めてくれないから自分で言うけどいい勘していると思う。
食事は音楽と同じくらい気を張る。
ああうまかった。焼き鳥一番、またこなきゃ。


店の前に主のように居座る猫と戯れる。

ライブはこのツアー最後だけどぽつぽつとした入り。しょうがないね。
そんなのは関係ないさ。最初はデュオボイラーズ二人で。
音の感じが非常に難しい。僕にはドラムがワタンベにはtubaばかりが聞こえる模様。
仰さんが入っても事態は変わらない。


お客さんの意見も聞いてよし変えようとワタンベのドラムを前に引きずり出した。
ステージど真ん中一番前に並ぶドラム。
というのも、ステージ内ではわんわん響きまくるドラムが客席には全然届いていないそうだ。
ここでマイク入れて音量上げると無茶苦茶になる、とうわけで。
これで少しはやりやすくなった。
客席からスタッフ席からの反応がつかみにくいのがネック。


何とか終了。昨日の今日だから徒労感を少し感じてしまう。
しかし悪い演奏であったわけではない。場所の相性というのはある。
ライブハウスという場所は、難しい。


終了したらそそくさと片付けて移動して打ち上げへ。
仰さんの教会の近所にある大のお勧めの韓国料理屋は閉店していて(大ショック)
別の駅前の居酒屋へ。
普通やよ、とか言われたけどそれでも九州の食のレベル自体が高いのでやっぱうまいよ。

この二人なんか似てる。
なんぼ食うねん、というくらい頼んで飲む食う。
ここで今回チラシなどでいろいろお世話になった谷瀬さんとお別れ。
ありがとうございました。


教会に戻ったら戻ったでまた十字架の前で大宴会。
つまみは市場でもらったぶどう。音楽を聴きはなし。
明日の出発が早いので早めに寝なくていけないのだが、
深夜になるにつれワタンベが元気になっていく。
面白いから見てるけど、なんとか寝かしつけて寝たら4時過ぎ。