鶯谷でコンサートサポート

daysuke2009-06-26

昼間に約束があって恵比寿へ。物凄い日差し湿度。
身体にまとわりつく水分。
蛙にでもなった気持ちだ。
これが俺の国の気候だ。
苦手で疲れるけど、電車の中で若者たちが
「マジ暑い、超暑い、暑いんだけど」とかいってるみたいに嫌うわけではない。
季節の変化が好きだから、季節も好きだ。
厳寒の真冬も物心腐る梅雨も。



サンジルでクリストフtbのうちで吹かせてもらい、楽器博物館で見て
これから新しい楽器に挑戦する決意をした。
んで前々からこの楽器を持っている方を話していてついに借りることになりました。

フランス語で蛇を意味するセルパン、18世紀の復刻品。
急に手元に来た、借り物。
tubaの最も原始的な形。

音程はあやふやで音量はない。
まともにふけたものではないが、この不自由がとても楽しい。
出来るより出来ないほうが楽しいこともある。
これからの人生がまた少し楽しみになってきた。


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夜はコンサートサポート仕事。
僕のようなものには非常に珍しいこと。
襟付きのシャツ着て帽子かぶって革靴はいて。
それより大変なのは暗譜の山。昨日の今日の7曲なのでこれは大変。
やっぱ本番間違う、けどライブはライブ、生きると音楽。


なかなか会えないタイプの若いミュージシャンたちと交流も楽しい。
普段の僕のいる世界とはまったく違う、しかしまたプロの現場。
お誘いいただきましてありがとうございました。また是非。
打ち上げもどかんと。ちょっと飲んだくれ、終電まで。