関根真理x高岡大祐@高田馬場プレイス

daysuke2009-02-22

関根真理per 高岡大祐tuba


久々に高田馬場で久々に関根真理さんとデュオ。
ベルギー並みに結構客席もがやがやしているので久々に打楽器もたたいてみる。
おお楽しい。
コンガやジェンベなどオーソドックスな打楽器での奇をてらわない即興演奏で
真理ちゃんはすばらしいプレイをした。


金霧島、という見慣れないお酒があったので飲んでみる。
変わった香り、あの霧島酒造の酒の一種だが、冬虫夏草が入っているらしい。
http://www.kirishima-product.com/kin.html
物珍しさで手を出したけどそんなに悪くはありません。
玄米と昆虫で人工培養された茸、ってのがなかなか乙です。


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初めてのお客さん、そろそろ大学生を卒業するという若者に
「音楽が好きで音楽家になるにいはどう知ればよいか」みたいな事を聞かれた。
咄嗟に出たのは
「とりあえず自分の楽器の入ってるレコードCD片っ端から聴いてそれよりうまくなること」
「10年間くらいで音楽と音楽を学ぶことに1千万か2千万円くらいかけること」
といった。


出来るかどうかわからないけどそのくらいの気概でやらないと駄目だろう。
自分のことで言うと、うまくなる、というのは自分は出来たかどうかわからないけど、
うまくなりたいと思い楽器を続け師に教えを乞い学校にも言ってみた。
好きなミュージシャンたちが住んでいるところには実際に行ってもみた。
完全に好きなtuba吹きというのはこの世にはいないんだ、と思い実行してみた。


お金に関してはおそらく今まででもっともっとかかっていると思う。
学費や楽器代で軽くオーバーだろうし、音楽やるために生活を支えているので
そうみるとはるかに越えているだろうな。


つまり、音楽やりたい、という人には、やめときなさい、といっているようなものだ。
10年前に勝井さんや植村さんに僕が言われたこととちょっと似ている。
いいことあるかどうかぜんぜんわからない、他人事だし。
でも自分は音楽が大好きでやっていて良かったと思っているけど
人は人なので、それが幸せの道かどうか分からない。
僕は幸せだ、いろいろあるけどね。