生ぬるい天気の日

大阪の天気はひどく変だった。
雨が強く降っている、しかし暖かい、というか生ぬるい。
それだけだと年に一度くらいはある天気だが、道を歩いていると
暖かい空気の間に数メートル、たまに数十センチくらいか、冷たい空気がたまっている。
目に見えないものだからそこを通るときだけ、ヒヤッとする。
それが一箇所だけじゃなくて、大阪市内南部あたりにいくらでもあった。
気持ち悪いなあ。変な気持ちになった。


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久々のブッキング地獄で悩んでいます。
自分のためではなくて人のため、海外からやってくる彼らのために。
しかしそれがいろいろな事情で難航も難航。
自分が出来る範囲の箱をほとんど全部紹介してるので自分の音楽のライブが
その期間ぜんぜん出来ません。
そのフラストレーションもさることながら、
当然ライブだけで食ってる僕はその間ほとんど無収入の予定。
ブッキングもお金なんて頂いていませんので無賃。
というか準備にかけているお金と時間がどんどん出て行く。
また自分のやりたいことが出来なくなっていく。
ロストスパイラルにはまっています。
ああ、ブッキング向いてない。


4月に僕は無収入に突入するかもしれませんわ。
ガタイがでかいのでなんもせんかったら当分生きておれますが
(1週間くらいの断食は何度かやってますがまだ生きてます)
なんせ食わないと音も出ないもので困ります。
(ほんとに食わないと、まったく吹けない、というかアイデアもインスピレーションもなくなる)
飢えて転がってたら、ワシになんか食いもんを恵んであげてください。
(同様に飯食えなくて本当に苦しんでいる人いたら言って下さい、一緒に食事しましょう)
今までに何度も、本当に食べるお金がなくてひどいものしか口に出来ないことが
あったなあ、最近調子よかったけど、ついにきたか。
なんとか5月まで生き延びよう、そしたらベルギーにいける。


チケット情報ありがとうございます、
ただいま探す時間も探しに行く時間もなくて、苦しんでいます。


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大友良英JAMJAM日記そろそろ読了。
10年分の日記を読む、しかしこんなに濃厚な音楽活動をしている人のものを、
というのは文章量も内容もヘビーでしたが、読んでよかった。
少なくない知人友人がたくさん出てくる。自分が生きていた世界とたまに接近してる。


大友さんや他の音楽家と自分を比較することはないけれども、
もともと本を読む理由は、「自分ではない人の生き方をしること」だと思ってます。
自分の人生は自分しか生きられない、でもこうやって知ることは出来る。
知らないことが知りたい。
何かを役に立てたいとか勉強したいとかいう気持ちはほとんどない。


ここに出てくる多くの音楽家たちのように実験したり戦略を立てたり、
方法論を模索したり疑問を投げかけたり、ほかにもいろいろ。
自分はおそらくまったく違うやり方で音楽をやってるし、やっていくだろうなあと感じた。
(もちろんそういう人たちのやり方を否定するのではなく、好きなものは好きですよ)


僕は作品を作るのではなくて、僕自身が作品(のようなもの)になるような
音楽をやって生きたいな、と漠然と思い始めた。
物事を狙ってやることに関心を持ち続けれず、ただ今だけ。
偉そうなことはいえないですがね、
しかしまたいつ死んでもいいくらいの気持ちが、強くなってきている。
死にたいではなくて、良い生を全うしたい。
今なら、とか思ってしまうのだな、いかんなあ。
こんなライブの少ない数日で死ねるか!


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本当はライブのなかったこの数日、事務仕事の合間にいろいろ面白いこともあって
書きたいけど書く時間がなかった。


手に入れた愛車のことが書きたいんだけどこれはまた。
どんなマニアやオタクも存在し得ない誰も注目しないだろうこの乗り物を愛している。
チャリ乗りtuba吹きに最適なものです。