谷町ミーティングwithイガキアキコ@ポコペン

daysuke2009-02-07

イガキアキコvln 高岡大祐tuba
飛び入り:瀬戸信行cl


昼間にまずリハ
15日に京都で初めて共演する、たゆたうに参加するよう。
ギターボーカルのヒロは面白い子だなあ、と思ってたらそんなもんじゃなかった。
わたし音程がゆるいんですけど、と断られてこちらはいろんな民族音楽といわれる人とやってる
し大丈夫だよ、とかいってみたものの、
最初の一音で彼女の相棒イガキアキコ同様ずっこけた。
普通は二音くらいでずっこける。これは本物だ。
しかしなんと豊かな音楽か。
昨年クラッピーミニバンドの公演ではじめて見た、みんな絶賛してたなあ。
一緒にやるとさらに心地よさが増す。
好きなことが演奏できる、俺を自由にしてくれる音楽がここにもあった。


うれしさでそのままお好み焼き屋へ。
世界一の美声を持つおばあちゃんがやってる店。
みんなとりこになる、イガキさんも崩れ落ちる。
軽くつまんで飲んで音楽とかの話。


戻ってライブ。
正座でミニサイズの琴を弾くような姿勢で弾き始めた彼女とのデュオ。
ポコペンのサイズだからこそ聴こえる彼女の弦を擦る音の時間とともに変化する、
なんといったらいいんだろう、人間のコントロールで変化しているというよりは
植物が伸びるとかがけが崩れるとか、なんかそういう感じで変化していくような
音色の音楽にものすごい楽しくなる。
ああ音楽だ。
たまらんいつまででも続けていたい。


2部は前日に購入したドレミパイプでデュオから。
これは当分いろんな人と試してみたい。
偶然近所であったクラリネット瀬戸信行さんご乱入してもらう。
奇妙にしてお互い聞きあっているアンサンブル。楽しかった。


この演奏は誰がなんと言おうと、僕の大好きなものだった。
アフリカの現地最終録音レコードなどをたくさん聞いていて、
意図される音楽への性向が今ないのかもしれないけど、
そう思っていたらサウンドだけの音楽も猛烈に好きになってる。

反応がさっぱりないってのはやっぱきついなあ。
初対面の人に話が出来ない、のだろうか。
俺は俺の道を行く、と思いながらも、やはり楽しんでもらいたい。
しかしどちらを取るか、といわれたら答えは決まっている。
さあいくぞ次へ。


終演後お客さんにパイプを配って鳴らしてもらうのを見るのも楽しい。