「ウィリ山ウンテン vol.36」@中野ポレポレ坐

daysuke2009-02-04

◆出演:1部:トルコ音楽 藤井良行(サズ)+石田秀幸(ネイ・カバル)
2部:即興音楽 高岡大祐(チューバ)+助川太郎(ギター)+徳久ウィリアム(ボイス)
3部:セッション 1部2部出演による


ポレポレ坐でウィリアム企画。
楽しみにしていた石田さんのカヴァルをたくさん聞けて堪能。
藤井さんのサズ、気持ちよかったなあ、やっぱりこのあたりの楽器の音色はぐっと来る。
セッションは考えさせられてしまった。
伝統楽器の二人をいかに自由にするか、というところで幾歩も及ばず。
たいへんつまらないと思う瞬間もあった。お客さん同様に引く。


ともあれ、いいこともあり。
大好きな友人ダンサー来てくれたのは嬉しかった。
気持ちの良い場所でした。


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ああ、変だなあと思ったことがあったわ。
お客さんは結構入ってて、前の席がぽつんと空いてて、
少し遅れてきた人がスタッフにそこに案内されると
血相を変えて拒否する。何人も。
そこは一番いい席なんだけどなあ。
知らないものを目の前で見ることが恐ろしくてたまらないというような態度。


どこを見ても聴いてもこれで無表情、というのはよくわからないところでノーフェイス。
独りだと笑ったり揺れたり反応することも出来ないのかなあ。


演奏が終わっても拍手を自分が一番最初にすることを避ける。
みんなで一緒に、の学校教育のせいかなあ。
「ほれ、拍手は?」といいそうになったときがあった
演奏を聴きながら一心不乱に絵を描いている人はなかなか好きです。


これで今回の長旅終了。
学ぶことが多かった。
自分のことを旅好きだと思ったことはないが、今の僕には旅が必要だ。
みなさんありがとうございました。