大阪へ帰る

daysuke2008-08-22

朝起きて急いでニセコ倶知安から雪秩父温泉へ。
源泉が目の前にあるんだけどでっかい池。
湯気もうもうでこれはすごい(当然ここには入れない)。
野郎二人であちこちふらふらしてデート。
 
 


温泉の硫黄分と鉄分も半端でない。
ゆっくりじっくりつかった。
首にもよさそうだ。

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しかしゆっくりのんびりしすぎて空港までは相当な駆け足。
「ゆっくり走ろう 北海道」は標語ではなく願望であったことを知る。


途中ににきのこ王国と言うところに立ち寄り駆け足の昼食。

きのこ尽くしのめしがめちゃうまいし安い。
そしてまたぶっ飛ばして空港へ。
ゲートにたどり着いたのは出発予定時間の5分前でした。


瀬尾君ありがとう、お疲れ様。
楽しく意義のあるたびでした。


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今回は考えることや時間も多かった。
事故後北海道で、あったことのない人までが自分のことを心配していたということを知った。
あっという間に回復していく中で、つい何かを忘れそうになることがあったが
今は自分は一人ではないのだということを感じた。


今後はもう少し、自分のことも大事にしてみようと思う。


今回の旅は何より音楽に集中できたことも幸せだった。
楽しみはこれに尽きる。
音楽バカの低音野郎な瀬尾高志君との日々。
ひたすら音楽と北海道の話ばかり、それでいい。
観光したいなんて微塵も思わない。
俺らは音楽家だもの、観光客じゃない。
でも十分に存分に、楽しませてもらったよ、瀬尾君。


帰りに機内でもいろいろな人を見る。
いろいろな観光地の話や泊まり先の話などを皆がしている。


おそらく僕は一生観光のためにどこかに行くということはないだろう。
音楽を求める好奇心がある場所へ、たいていそこには多くの人はいないだろうけど
自分の生音と声が届く範囲に行くのが良い。
ホテルなんかなくても、泊まり先には苦労しないだろう、そこには友達がいる。


まだこれからを、楽しみたい。



明日はおそらく最後になるだろう通院、
(追記、もう少し通院することになる)
そういえば今回の旅で演奏している間に頭蓋骨のずれから来る顎の痛みも減少した。
旅に出る前はコロッケ程度の大きさのものを食べるのも苦痛だったが
いまは9割がた開いている。


ライブこそが最高のリハビリで
これからはそのためにも何もしない時間も持ってみようと思う。


さて、しばし休息。