BOILERZ+クラッシー@柏MONAIZO

daysuke2008-05-30

BOILERZ(高岡大祐tuba+ワタンベ) ゲスト:クラッシー


とんでもない日になった。


柏駅でワタンベと集合。
今回呼んでくれた成沢さんと待ち合わせに喫茶店へ。
性格にはコーヒー豆屋さん。
ジャコウネコのウンコから採取された世界一高いコーヒー豆があった。


そこから車でモナイゾへ。
住宅地のど真ん中にある倉庫後のような建物。
紡績工場か倉庫の跡らしい。
天井の高い吹き抜けの奥に謎の扉があってその中がモナイゾ。
 

手作り感のあるライブスペース。
話を聞くとここを拠点にしているリモナイゼーションというバンドが中心になって
いろいろな柏の有志たちで作り上げた場所らしい。
なんだかベルギーっぽいなあ、とワタンベと話す。
機材も十分潤沢。


軽くサウンドチェック。
今日は音がデッドそうなのでマイクを使用。
ワタンベはここのドラムを、地元パーカッショニストのクラッシーは自前で。


サウンドチェックは早々に終わりいきなり酒をもらう。
なんだか濃いものが大量に出てくる。
お客もスタッフもこれらを呑みながらだ、すげえぞ。
同じ建物の中にギャラリーがあって、そこのグループ展を観覧。
かなりユニークで面白いものが一杯。
説明なしでも笑えるコンテンポラリーアートは久しぶりだ。


お客の入りにあわせて開始しようと結構押して始める。
けっこう二人とも出来上がってきた。

テンションがやる前から高い。
会場は男祭りの様相。
アゲアゲイケイケの野郎どもがガンガン飲んでる
テキーラ頼んだら生ジョッキサイズに半分入れてくれる。
全員があっという間にできあがる。


メチャクチャやったった。
チューバ吹いてるのと同じくらいマイクつかんでたんじゃないか。
ボイラーズで踊り狂うお客さん初めて見た。
ええねん、俺の音楽は全部ダンスミュージック。
おまえはおまえの踊りを踊れ
俺は俺のロックンロールをやる
  
 



2部に地元パーカッション奏者クラッシー参加でさらにヒートアップ。
ここはどこだ?柏?アフリカ?
 
 
なにやってもオーケーなかんじでやりたい放題
脱がなくてほんと良かった・・・。
まあその寸前くらいまでアホなことやったと思う。
お客さんはそれ以上にアフォだったが。
素晴らしい。
 
ライブ写真はsisさん、ありがとう。


手作りの環境
ほぼ初対面の俺らを音楽だけで熱烈歓迎。
ワタンベとここベルギーみたいやなあってなんども言ったわ。
都心ではこういう遊びは難しい。
場所に遊びがあるならば後は人が遊べる。
大阪でもわしらなんかやらなあかんわ。
柏の若者たちに大いに学ばされる。
もちろんアフォアフォですが。


アンコールはしません!
ってさけんだのに
東京でも大阪でもみんなそれで諦めるのに
諦めないのは柏のアフォども。
たまらん素敵なアフォども。
そこまでいうならやったろやないけ。
完全生音地元ミュージシャン飛び入りあり。
男も女もびしょ濡れになって踊れ。
むちゃくちゃだ、踊り暴動だ。
煽ったのは俺だが。


ひさびさにやらかした。
じーっと見られるのは苦手なんよ。
笑って踊ってくれたらそらうれしい。


演奏後は空前の腹へり。
柏名物の食堂へ。
もう訳わからんほど酔っぱらってる柏メン。
店内の全員に会話もちかける。
ここの名物納豆チャーハン、すげえうまい。

パワーモリモリ。
ガンマジーティーピー3000(間違いにあらず)の成沢さんの
パワーの源か。
380の俺はまだまだだ。


次は300人連れてきますとか
絶対定期的にやりましょうとか
また飲みましょうとか
いうてもらえてなにより


東京からたった電車で30分くらいか
心理的には千キロも万キロも離れているかのような
すごい夜だった。
柏のみなさんありがとう
ワタンベはあなたたちしか柏を知らない。
あの狂った盛り上がりだけで柏の印象が出来ている。
俺は嬉しい。


成沢さん、クラッシーありがとう。
地元で面白いことがしたいんだという
あなたたちの熱いコケの一念を俺は絶対的に支持する。
東京や都心が嫌いなんじゃない、
あんたたちがいるから、俺は好きで来るよ。
また面白い奴らをいっぱい連れてくる。


モナイゾ、みなさん、万歳!