≠@四日市veejay

daysuke2008-02-12

≠:高岡大祐tuba ワタンベds ゲスト:石渡岬


いよいよライブツアー初日。
昼は一緒にリハ。
さきちゃん、新曲にてんぱる。
まあまあまあ、気楽に行こうよと。


夕方に出発し下山、久々にveejayへ。
マスターも元気そうで何より。
出発直前までみっちりリハしていたのでライブ前のリハはなしに。
マスターと会話盛り上がる。
開演時間押してスタート。
最初は≠の二人だけ。


いきなりジャズのスタンダードのようなあれ、耳なじみにあるようなメロディーを
ハードコアのようなブチブチの荒さで演奏。
ラサーンの好きな可愛いアレは一人ですましたワルツのように、からアフロなアレに。
10年前に書いた7拍子の曲はメロディーが難しくて僕意外吹けない、そいつを
ワタンベがファンキーに仕上げてくれた。
1本脚のない蜘蛛の歩み。
次に問題の難拍子の曲、リングス。
その意味は・・・。まあ消えた言葉に想像力を、って意味です。
なにせ朝起き抜け5分で書いた、なので何拍子か全然分からんのです。
ちょっとした間違いでもすぐに復帰できるのは山篭りのおかげ。
わざと簡単にした自由部分がやけに難しく聴こえるご愛嬌。
1部最後は大好きなOCの名曲をまたしてもハードにがつんと。


2部にみさきちゃん登場。
呑智恵理さんの藻プ乳という曲。
この曲は若い頃によくやったもんだ。
大好きなこの曲は、昨年ベルギーに行ったら呑さんがその地で
インスピレーションを得て書いたものらしい、ということ。
ますます好きになった、北アフリカミックスなそのリズム。
次にはオリジナルで書いた、ニューオリンズの葬式的な曲。
ゆったりした葬送部分と明るいセカンドライン
こういうものにはみさきちゃんはのびのびしている。
そして僕のオリジナル、カッシャジカケ。
先日ヤブリンコーネとポコペンで演奏したものをこの三人で。
いくつかの拍子とリズムが滑車でつながれて動くかのように作用する。
メロディーは非常に少ない。
やる分にも楽しい。
次に決め事のない即興をやる、どうもみさきちゃんいってらっしゃい、
としたら、まあここは彼女の地元で、声援も多く、というか
酔っ払いがぎゃあぎゃあ五月蝿く、こういうのもジャズのお店らしいよな、とか
思ってはいたものの、あまりに五月蝿すぎて演奏が聞こえないくらいなので
だんだん腹が立ってきて、ちょっとだけ怒鳴った。
ほんではいった。
決め事ないわりに行く道が決まりすぎていて、ちょっとどうかなあ、と思う。
これでは決め事があるのと一緒だ。いかん。
そして最後にこれは簡単な曲で、自作、フラワー。
呪文のように続く繰言的リズム、暗いメロディーの繰り返しで聴かす。
ばあああ、と盛り上げて終了。


演奏に関してははじめてならではの楽しみがふんだんに。
これからああしたいこうしたい、という希望が二人に生まれる。
ゲストのみさきちゃんに関していえば、少し残念なところもあった。
やりたいことやりたくないことをもっとはっきり聴きたい、
というかそうでないとこちらもどうしてもできない。
この後も旅は続く、期待を高めよう。


そして終わったあとはマスターやお客さんたちと席を移して大宴会。
ここにもあった中部地方台湾料理屋。
ここにいるメンバーが凄いハイテンションでちょっとおかしいで、これは。
ゴッドハンドのスピードでセクハラをする神の手を見た。
あまりに雑な配膳で皆をずっこけさせる美女を見た。
四日市の人たちはグラスを飲み干させてもらえない、グラスの底が見える前に
継ぎ足されまくる酒に、テンションに、≠はやられまくって、大笑いした。
ええ、宴会やなあ、遊び人がいる町が好きですわ。
ふらふらで山に帰りダウン。