茶箱meeting vol.2@早稲田sabaco

daysuke2007-08-09

室舘彩vo,fl 高岡大祐tuba 松原東洋dance 飛び入り:佐々木彩子vo


昼はまた手伝い大工して早稲田へ向かう。
東洋は早く入っていて色々と仕込みをしていた。
茶箱自慢の大スピーカーに装飾をして片方がロボットのようになっている。
どうやらそのスピーカーの上に乗っても良いらしい。
非常に高価で貴重なスピーカーだが店主の岡田さんからの提案だそうで
勇気あるなあ、素晴らしい。
ここでの初めての舞踏公演ということで意気込み深し。
ほかにも隠れる箱や簡易ながらいろいろ仕掛けられていて
テクノや打ち込み、DJなどの音楽が多い茶箱が
アングラな(まるでなってるハウスのような)場所へと変化した。


彩ちゃんとは軽く打ち合わせ。
1部はそれぞれのソロ的な部分からはじまりほぼ決めごとなしで、
2部は彩ちゃんの曲をやるが、リハせずに自由度高めて。
歌ものの曲を把握しつつも即興的にやりたいというアイデア


壁周囲に巡らせた椅子席以外にも床に座布団をひいて
桟敷席のようなものまである。
さすがの舞踏公演、慣れたお客さんから床に坐る。
新旧の友人知人も多数駆け付けてくれた。


短い僕のソロから彩ちゃんに受け渡したあたりで
東洋が箱から飛び出してきて踊り始める。
ずいぶん久しぶりに彼とやるのだが渋さで散々やった仲、
全然ブランクを感じずやれる。
1部中盤にはついにスピーカーの上を舞台に踊る東洋。
彩ちゃんも僕もこの頃には声だけに移行。
1部は短め、簡潔に。


休憩時間にお客で来ていた佐々木彩子嬢から提案が
彩ちゃんとのツインボーカル渋さ知らズの往年の名曲
「諸行でムーチョ」を三人でやろうとのこと。
えー、いきなりかよー、でもやった。
オーケストラ分の演奏を一人でやるのは大変だ。
すぐにがらっと雰囲気を変える。
予定していた曲にはすぐに入らないで短く即興から。
直前に思いついた曲を並べてトライ。
中にはまったくやったことのない曲もあったが彩ちゃんのリードで進む。
旅の後の疲れで不調を訴えていたのだが結構強い調子で声が出ている。
調子の悪いときに、良い音が出るときは往々にして、ある。


本篇終了後、こちらからアンコールを持ちかける。
彩ちゃんが書いてくれた曲「春の歌」を。
旅立ちの歌、そして佐々木彩子嬢からのリクエストで彩ちゃんのアカペラがもう1曲追加。


出演者ならびにお客の間にも数日後には国外へそれぞれ旅立つものが多く
旅の無事と再会を願う挨拶が飛び交う。
出発前最後の東京ライブがこれで本当に良かったと思う。