GYRO@池袋バレルハウス

daysuke2007-06-18

GYRO:辰巳光英elc-tp 高岡大祐blowbass 沼直也ds

バレルハウスではじめてのGYRO.
いまさらだけどジャイロと読む、僕のリーダーバンド。
2003年(だっけ?)始動、当初はギタリストのスズキイチロウ、それに高岡と沼のトリオで
2005年イチロウ氏脱退の後デュオで試行錯誤、数々のゲスト参加を経て辰巳さん正式参加。
エレクトリックインプロとタイトなリズムをベーシックにおいた唯一無二のトリオ。


今回はベースアンプを近隣在住の山本よしたかさんにお借りした。
ギャリアンクルーガーの非常にパワーのあるもので頼もしい。
辰巳さんは店のYAMAHAのFシリーズ、これも逸品らしい。


開演前にどうしても食べに行きたくて一人出発。
最近お気に入りのオリーブヴィレッジ食堂。
ここのハンバーグは安くてうまい。
腹いっぱいで戻る。
ちょっと待って開演。
今日は久しぶりにトリオ編成でエフェクトを使ってみることに。
1部ではほとんど使わない。
このバンドのサウンドは自分でも言葉に出来ない。
自分の音楽の全てではないが今やっているもので最も渾身の演奏の一つ。
アンプで拡張したtubaを循環呼吸と緊密なタンギングでベース以上にハードな演奏。
辰巳さんは練りに練られたシステムで自由自在にフロー。
沼さんはこの人以外にないとしか言いようのない名人芸に近いタイムとグルーブ。
1部につき1ステージ。声も出ない絶演。


2部はリバースエフェクトを使ってtubaを叩きまくるところから開演。
1部は比較的このトリオ定番の流れだったが次はそれが崩れる。
コラージュ感の強い展開が収束して強いグルーブへ。


終わったら息も絶え絶え。
これがいつも。
とにかくタイトロープ的演奏。
誰にも強制されていないのにすごい緊張感。
やみつきになりますGYRO。
久しぶりに見に来てくれた友人も満足してくれたようで何より。
演奏前には飲めないので、終わった後のビールは最高。
引越し屋とアスリートを足したような労働の後のビール。
うまい。