JAZZ自由形 其の二 [春場所] @【大阪cafe colombia】

daysuke2007-04-06

泉邦宏as 横沢道治per 高岡大祐tuba



泉さんの来阪初日。
まずは心斎橋駅付近で待ち合わせ。
シャネルの前ってのがご愛敬。
東急ハンズ道向かいのカフェコロンビアへ。
2階のスペースでセッティング。
ここはセレクトショップのマンボラマ経営、
ガキの頃の憧れのお店だったところで大原裕サイツCD1枚目ジャケットの衣装提供してたところ。
店長オザワさんに挨拶。


セッティングとはいえアコースティックなので並ぶだけ。
たくさん並べられた椅子の数に不安を覚える。
チェックなんてすることないのですぐ終了。


どてやき求める泉さんと横沢さんと別れ
某楽器屋へ残り少なくなってきた売り物になる
機材を売りに行く。
買い叩かれ小銭ゲット。


ほろ酔いの二人と合流。
我らの控え室は地階のオーディオルームで
降りる階段には「ジャズ喫茶」とある。
降りたところに天国があった。
薄暗い洞窟のような細長いスペースの奥に
チューバよりもでかいホーンスピーカー。
かかっているのはジャンゴラインハルト直系のマヌーシュジャズ。
僕はオーディオマニアではないけどやはり良い音は好きで
弦の手触り(特にベースのタッチが!)がすべて感じられるここの
音に見も心もトロトロになる。
隣では泉さんがすっかり目を閉じて聞き入っている様子。
極楽だ。


開演時に上がってみると席は一杯溢れんばかりの人人。
「向かうところ客なし」の我らには心強い。
ありがたくステージへ。
はじまる。
横沢さんとやるに当たって泉さんがいると楽である。
リズム以外のメロディーというかいろいろをかなり分けれる。
なにせ音がでかいので細かいニュアンスの演奏はできないが。
繊細な音は楽器でやるよりも口でやった方が伝わるくらい。
「オーラルジャズ」なんて横沢さんがいうくらい。
まあ良く動くこと、腰と口。
1部で後ろの窓が曇り2部では3人ともびしょびしょ。
ちょっと力技が多くて一本調子ではあったかも、2度はできないライブ。


終演後はまたオーディオルームでとろとろ。
片づけて例を言い近所のプロレスバー「ブロディ」で打ち上げ。
ここの映像アーカイブはスゴイ。
65年コルトレーンから16年前の渋さ大阪公演など
極上映像とメキシコ料理に舌鼓腹太鼓。
おまけにヒートアップもしてもた。
チャリでの足取りが重い帰り。