ポコペン百年祭最終日

daysuke2007-04-01

僕の軽い戯言がきっかけで実現したポコペン百年祭。
ポコペンの建物は大体百周年ってことでお店は四周年。
7時からくじ引きをして一組の出演時間は7分、ということだったが
この日は出演者も多いので6分15秒ということにあいなり。
突然の出演申し込みもあったのでその人たちをフロントアクト代わりに
6時台のスタート。
オープニングはいきなり外。
誘われて表に出ると黒ゴミ袋(大阪市内はまだいける)を繋ぎ合わせて人が20人くらいは
立って入れるドームが出来ている。仕掛けは扇風機の送風によるもの。
このアイデアは面白い。ご近所迷惑だけど。
中では自作楽器での演奏と口上、扇風機にかき消される演奏。
この後ありとあらゆるオンステージ。
この日は演奏者、それもバンドなどでステージ踏んでる組が多かった。
昨日出るはずだったオニ(あふりらんぽ)は弾き語り。
あの曲を替え歌にした「ポーコペンはーせーまーいー」を皆で大合唱。
このあたりの出番は出演者の都合希望で前倒しになったもの。
僕の出番はくじで3番目、歌詞カード片手にアレを二つ吹きがたり。
見たことない人には意味不明だろうけど楽器を吹きながら歌います。
心の中のアイドルを引っ張り出してきて。


さあ自分の出番終わった楽々、と思いきや急にサポート頼まれる、tpとアコーディオンのデュオ
玩具利音に、出番は僕のすぐ後。
初見で2曲を、出来ない曲をさも出来るかのように演奏するのが得意技を見せる。


出し物は円縁続く。
江崎さんの超シンプル作曲やマスター弟君かんちゃんのダンス、弾き語りに芝居に、
あ、文通姉妹というポコペンでしか見たことのない謎の女の子3人組はいつも80年代だ。妙。
トリの前に阿部万里江嬢出番、カメ君と僕もサポートに入ってドラム抜きの地中池。
彼女の作曲「17人の太ったシェフ」3部構成の変拍子バリバリのこいつを料理。
ドラムの部分はtubaたたきまくる。
キッチンタイマーの6分15秒減衰を見ながら僕はタイムキーパー。
やっぱ時間が足りないのを見越して曲の展開を極限に早めて時間ぴったりに幕。


くじ引き出し物のトリはポコペンマスターと絵描きのイッコウ君。
風船巨乳のますやまお母さんが久々に帰ってくる一人息子イッコウを出迎える。
イッコウ、中庭でいきなり全身に水浴びて入場。
スーパーファミコン夢野久作ドグラマグラ文庫本を差込、脳内プレイ。
母さんファミコンのソフトで作った「ファミコンソフトケーキ」で温かく迎えるも息子無視。
母さん巨乳をライターで割ってエプロンを息子にかけると息子は1歳になってしまいキス。
そのままごろごろ床で絡んで母さんの胸にあるマヨネーズを「イッコウ、おっぱいよ」で幕。
(あ、何かいてるかさっぱり分からんなあ、ほんとにこういうことをした)


この後、百年に1度現れるというポコペン神というのを交霊する儀式ショー。
みなの願い事を書いた短冊が燃やされる。無茶苦茶だ。
畳の下から現れるという噂だったポコ神は2階から降ってきた身長60cm。
皆で百年後の再会を約束し閉幕。

                  1. +

えー、別にこれ酔っ払って書いてるんではなくてこういうことがこの日あったスーパーリアル。
馬鹿馬鹿しい、しかし恥知らずの学芸会のようにいい年こいた大人が(子供も居たけど)
持ち時間でやるだけやった。
5日間続いたこの祭り、二日目以外はほとんど目撃したがぐっとよかったのは
加藤吉樹gファミリーバンドとオニ、イッコウ君のライプペイント。
ファミリーバンドは2歳のソウ君がロックスターになりオニは前述、イッコウ君のペイントは
プリミティブにして妙なハイテクでわくわくした。


これほどレポートの文章かいてて意味ないなあ、と思う日記は初めてだ。
ポコペン百年祭、目撃した人こそが天才的。
お疲れ様でした、皆様。