受動喫煙の果てに

本当に嫌いで嫌いで嫌いで嫌いで嫌いで嫌いでしょうがないんだが
あまりのことなので病院に行った


本当に病院に行ったことがあまりないので作法が分からない
初診ですっと。


見てもらった耳鼻咽喉科
大ショックが待っていた。


通常の診察に加えてファイバーのカメラを通しレントゲンと血液検査も。


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鼻の奥と喉の奥の粘膜がかなり爛れて炎症を起こしている。
粘膜全体がかなり過敏な状態にあるらしい。
ちょっとした変化にも耐えられない様子。


レントゲンをとると鼻腔の奥のほうに白いもやのようなもの。
頭蓋の奥にある空間のその奥が、特に爛れて膿が発生し
それが喉に恒常的に落ちていって喉を焼いて炎症を深めている。


これから定期的な通院による治療と投薬生活が始まる。


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積み重ねられた今までの受動喫煙もここまできたか。
前も書いたが喫煙者よりも副流煙を吸わざるを得ない非喫煙者の方が
主流煙より毒性の強い副流煙を絶えず受けているのだ。
http://www.hit-1.net/tabako/in.html
http://www.anti-smoke-jp.com/KID/whattobacco.htm


ここ最近空気の悪い現場が続きライブ後にとっさに声が出ない
ということがあってこれはひどいと思ったらさ。


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自分が演奏家であることは伝えてある。
(診察中「歌手ですか?」と聞かれた、ええたまに、と)


お医者曰く


・なるべく音楽活動を控える
・通院と投薬を欠かさない
・煙草のあるところには絶対行かない


・・・・・
2番目以外は職業上難しい旨を伝える。


自分が喫煙者でなるならしょうがないが
これは珍しくひどく落ち込んだ。


これって喉頭ガンと食道ガンの危険性がとんでもなく
高くなっているってことなんだよな。


勘弁してくれ。


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なもんで今後煙草の席はかなり居辛いことになってしまった。
煙草吸いながら話しかけてくる人にはちょっと下がって
煙のかからないところで話すことにする。


僕の身近で煙草を吸う人は
僕の演奏生命と演奏レベルと命を縮めていることを
きちんと知ってそれをして欲しい。
無意識にやられるのはもういやだ。
(まあこれ見てざまあみろと思ってる人には朗報だけど)


いやなんだよなあ、ライブ中禁煙っていうの、本当に。
でももう今後はしょうがあるまい。


命はそう惜しくない。
演奏できなくなるのは死ぬより嫌な事だ。
演奏レベルが落ちるのも同じくらい嫌だ。


理解されづらいことだろうが
僕は別に戦争でも平和でもなにがどうでも
演奏の妨げにならない限りたいして文句は言わない外道だ。
だから自分が正義だとは言わない。


しかしこれからも良い演奏をさせて欲しい。
これからももっとよく音楽が出来る可能性を殺さないで欲しい。


非常に難しい問題だが、しょうがない。
これからいつまでになるか、闘病生活のスタートだよ。
とほほ。