プレイススペシャルライブ!

高岡大祐tuba 泉邦宏as 後藤篤tb ヤニックds


先月くらいまでは泉さんとのデュオで考えていたのだけれども
急遽後藤君が参加、そしてベルギーから単身お越しのヤニック
(fromブラックライトオーケストラ)の飛び入りまで。
この日の奇跡の始まり。


時間前に早稲田のブラジル楽器専門店マルメラアダに行こうとするが迷う。
前もたどり着けなかった。
ようよう到着、管打楽器用マイクの各種をチェック。
急ぎ足に高田馬場駅へヤニックと待ち合わせ。
待っていると手ぶらのヤニックがやってくる、あれ?
もうすでに店にドラムを置いてきたとのこと。
前回1回だけ来たというのに場所覚えている、エライ。


後藤君は先日の東京アウトで会っている、泉さんは初対面のヤニックを紹介。
8時15分くらいからかはじめる。
音の出始めは僕から。
なんとなくこの日はぱしっと出始める感覚だけがあった。
迷いなく明るい呪詛のように繰り返すビート。
グルーブではない、それは周りの面子に任せる。
最初からグルーブ作っちまうと後はただのうわもんになってします。
自分のやりたいことはある程度人にやってもらう、全部自分でやるのなら
人とやる意味はない。
非常にスライトにヤニックがグルーブを引き出す。
するするのびのびと上を飛翔する泉さんのアルト、上にあっても
下に対する影響が大なのでただのうわものにはならない。
硬質なリフでの攻めを得意とする後藤君。
これから始まるノンストップsittin' dance music の始まりだ。


もう面白いのなんのって。
止まらない止まらない。
直線ではなくて曲線、たまにびしっと直線。
いくらでも出てくる。


2部はさらにすごい。
もうあちこち飛びまくり、泉さんと僕なので声でまくり。
全員でコーラス大合唱なんてシーンも。
もちろん全員でバラに作るグルーブは止まらず。


非常に非常に面白くかっこよく有意義だった。
結構な入りの客席ではあったがもっともっとたくさんの人に見せたかった。
あの人にもあの人にも。
見に来た人たちは天才である。


終演後はお客さん交えて飲み会。
まだ飲むか俺。たまにはいいや。
ヤニックもご機嫌さん、それ以上に語り合う。
我らをくるむ世界の音楽事情を知り合うために。
ナイスガイだ。
久々に朝まで。