秋の実り、音の収穫祭@金沢メロメロポッチ

daysuke2006-10-20

深井宣光ts 高岡大祐tuba
熊田清美(島歌)
キャンドル装飾:manucandle
http://www.manucandle.com/


北陸ツアー初日。
昼は相変わらず簡易に自炊。
富山に来たからとってずっと美食ばかり追い求めてるのもどうかと思う。
地元の人はそんなことしてないしね。
(まあ東京とかよりはずっとうまいもん食ってるが)
やりにきたのは音楽だ。


昼間にNOBU邸でリハ。
お、バリトンがあるではないか?
ソプラニーノからバリトンまで揃っている。
新しく共演する曲を練習。


夕方に出発、途中今回全行程前座を務めてくれることになった
熊田さん通称熊ちゃんを拾っていく。
彼女は富山のおいしいイタリアン・チーボの元パン職人だ。
気がついたら歌手になっている、面白い。

金沢で急遽来てくれる事になった
manucandleの二人と合流して金沢市街地へ。
いつもの市場の入り口・メロメロポッチへ到着。


リハは軽く、キャンドルの設営などすまして
ご近所雑貨屋さんコラボンへ遊びにいく。
看板犬だんごがお出迎え。
これから陶器展示の設営というところでばたばたの中お邪魔。
おいしいパンとチャイでほっとした時間を過ごす。


金沢タイム、というようにここでお客さんが時間通りに来たためしはない、
のに今回はなかなか優秀な時間集まり。
それでも30分は様子見てはじめる。
最初は熊ちゃんの島唄2曲。
沖縄モノというのはじーっと鑑賞するとなんかおかしいと思ってしまうのだが
北陸のお客さんの特徴でじーっと見てるので熊ちゃんはじめ皆緊張。
ノブの紹介も終えて次は僕ら。


ノブの自作曲とカバーものを交えてのレパートリー。
ノブ、えらい緊張してるなあ〜。
MCなんか「ワタクシ、僭越ながらご紹介に預かりました〜」みたいになっとる。
お客も緊張する、ちゅうの。
なんでこちらはいたって砕けてお笑い調。


やはり予想していたがキャンドルはあるだけで熱い、物凄く熱い。
至近距離に巨大な城壁みたいなのがある。
汗びしょになる。
 


2部の最初はお互いのソロ。
ノブはなんとドキシー、どスタンダード、である。
こちらはえーと、何やったっけ、そうだaloneとwe shallover comeだ。


戻ってまたデュオで。
ノブはまたうまくなったもんだ。


この日は二人ともCD-Rの音源初売りがある。
僕は6月に東京でやったblowbassソロライブ、編集は済んでHDDに
潜んであったのを引っ張り出して形にした。
ここのところ一緒に居たベルギー勢が毎日楽しそうに音源作っているのを
見て、もう一度作ってみようと思ったもの。
ノブは人生初音源、しかも昨年初めて行ったソロライブである。
2千円、ソロ初めてでたかかないか、と思ったら
本当に聴きたい人しか手を出さない値段にしたとのこと。
20部限定。この男、面白い。
ライナーノーツ、必見です。


汗かいたので終演後のビールが大変うまい。
撤収、挨拶して退散。
次の金沢は12月だ。
帰る途中で腹ごしらえにノブお勧めのラーメン居酒屋に寄って
たらふく頂く。
皆でノブ邸にお世話になる。