高岡大祐alone@名古屋ロジウラのマタハリ

daysuke2006-08-20

高岡大祐tuba
ゲスト:古池寿浩tb

東京から名古屋へ移動。
青春18切符でもこれなら楽である。
6時間弱、楽勝。


名古屋駅からマタハリへ。
りりこさんとタケダさんにご挨拶。
ここは低音環境のライブで2回お世話になっている。
ソロをはじめて呼んでくれた場所となる。


コーヒー飲んで小休止。
近況報告など。


場所を決めるために独りサウンドチェック。
ここは小さなスペースとは思えないほど響く。
やはり奥のスペースが一番良いので陣取る。


ライブまで時間があるので食事がてらにぶらぶらと。
ソロの前に散歩すると調子が良いような気がするのだ。
裏手のほうはどうも寂しいことこの上ない。
結局駅前の地下街に入る。


以前何度か来た事のあるマグロ飲み屋の前に偶然出る。
来たかったのだ、入店。
マグロ唐揚定食を頼んで少し考え小さいビールをもらう。
ソロ前には基本的には飲まないのだが
ここに来て懐かしい気分になり。


ビールをくいっと、マグロのたたきを一つまみして
急にいろいろなことを思い出す。
東京に今のように頻繁に行く前には
大阪から名古屋によく来ていたもんだ。
大して金もライブもお客もなかったけど
ミュージシャンやその周辺で遊んでいたことや
アホの限りを尽くしていたことを走馬灯。
そんなに前のことでもないのになぜか懐かしい。


腹も朽ちて散歩続行、店へ戻る。
顔馴染んだお客さんの顔顔。
久しぶりにtbの古池君と再会。
名古屋出身の彼は寄生虫じゃなかった帰省中で
里帰りしていたのだ。


10分過ぎ押して開始。
独りオーケストラ的なものから。
2曲目からは吹きながら歌いまくる自称「吹き語り」スタイル中心。
音の響きが豊かであちこちにカラフルに乱反射するので
口唇と口腔による倍音遊びもかなり白熱。


休憩を頂いて2部。
どうも電車移動が長いせいか、冷房にさらされている時間が長くて
喉の調子がいまいち。
心配していたたこ焼きによる口唇の火傷の方は随分と良くなっている。
2部から後先省みず口唇も喉も酷使。
初めての挑戦もいくつか。


2部最後に大原さんの曲をやるのに古池君参加。
彼が入るということである程度即興的にやったりで幕。
アンコールに早々に答えて古い自作曲の風と天気。
これで終わり。


ひりひりとする喉にビールが染みる。
お客さんたちと談笑。
すると一人の常連さんが見せたい映像があるとDVD。
そこには何年前か、前世紀の横浜ジャズプロムナード
演奏している大原裕ブラスバンド・リブラフ。
しかも大原さんが歯を折る前の演奏のようだ。
一見近所の酔っ払いが壇上に登っちゃった風のおっさんから
発せられるスピードの乗った切れの良い音。
懐かしい。何もかも懐かしい。
そしてその後ろで吹いている僕は若く
いったいこの8年で何があったのかというくらい
今の僕は老けたのだ。


いつか大原さんの映像を出そうと思うと常連さん。
ぜひ頑張ってほしい。
お店が片付くまで待機し
りりこさんとタケダさんの車で宿泊先に送っていただく。
ありがたや。


宿泊先では臼井さんが待ってくれていて
静かにしっぽりと宴会。