イベントボノボ@水戸護国神社

daysuke2006-08-15

ドドイッツ   
石川正虎とバッタゴナノイズオーケストラ
辰巳光英tp 後藤篤tb 高岡大祐tub 永田雅代pf西村直樹ba 関根真理dr)


バッキーの作曲によるオーケストラに呼ばれて。
tb後藤君に拾ってもらって一路水戸へ。
何度か来た事のある偕楽園の隣にある神社だ。


この日はお盆。
駐車場に入りちょっとぎょっとする。
勲章ぶら下げた軍服のお年寄りが居たから。
舞踏家の正虎氏を見つけ挨拶。
広くて綺麗で立派な神社だ。


楽屋代わりになっている控え室も広い和室で快適。
みなもう飲み始めている模様。
僕も負けずにおっつけ。
すぐご近所ということで
渋さのtbたむたむが来てくれた。
彼とはとにかくよく飲む間柄。
旧交を温め飲みなおす。


サウンドチェックを経てリハーサル。
僕を含め曲リハに参加できなかったメンバーも居るので
結構入念にリハ。
ダイナミックなアレンジで良い感じ。


楽屋に戻るとずっと飲めや食えやである。
まかない担当の人がびしょびしょになりながら
おいしいアテをこれでもかというほど出してくれる。


僕らの出番はトップの19時。
境内(というのだろうか)の前のステージで演奏。
お客さんの顔ぶれは若い、ダンス好きってかんじか。
合間のDJもがんがんレゲエをかけて神社色はなし。


正虎氏は正統な塗りに正当な舞踏という感じ。

久しぶりにソロの舞踏家との共演。
バッキーアレンジをどんどん拡張していく
気心の知れたメンバー。
あっという間のステージ。


終演後は後の祭りを楽しもうとぶらぶら。
しかしここらへんでどうも違和感を禁じえないのだが
応接のあたりにはなんだか軍服とか戦闘機の模型とか
なんか物騒なものが並び、
まあ簡単に言うと軍国主義の香りがぷんぷんするのだ。

絶対平和主義者ではないがこういうのは苦手だ。
平和系のイベントというのも大体辟易するものが多いが
ここまで戦争賛美っちゅうかなんちゅうかは初めてで
ショックだ。
酒が一気に醒める。
気分も。


メインのバンドを少し鑑賞するが
お祭りムード、という感じで別になんともなし。
もういいや、と楽屋に戻る。


後で戻ってきたメンバーから聞いたので伝聞だが
最後に宮司氏がステージに上り
「みんなで英霊の御霊に万歳しよう!」
といって若人みんなでへらへらと
万歳三唱していたそうだ。
その場に居なくて本当に良かったと思う。


平和も戦争も何が性に合わんって
群れることだ。
独りの考えがなくなる。
俺は嫌だ。


このころには随分気分が悪くなってきて
その場に居られなくなってきたので
用事のある後藤君を促して早めに退散。
もうここにはいたくない。


後藤君が挨拶しに行った先で
うまいパスタとワインで先ほどの気分を払拭。
音楽の話に盛り上がりついソロも少しやってしまう。
痛飲。