酒井俊セッション

daysuke2006-06-25

酒井俊vo 佐藤芳明accord 高岡大祐tuba 外山明ds

音や金時久しぶり。
生音最高である。
佐藤さんとは初共演。
アコーディオン、なんだか特別な音がするように聞こえる。
アコ好きである、俺。

俊さんは一月前より随分からっと元気。
外山さん、今回はスルドのような深胴のタムに
極ちっこいスネアとタムが付いてシンバルが2枚。
カクテルドラムといわれる奴である。
キックするビーターは下から上へ、深胴タムの底をベードラ的に打つ。
これを外山さんが叩く、楽しみだ。

前回の曲半分くらい。
俊さんとのデュオも各組み合わせである。

俊さん以外ノーマイク。
溜息程度のタッチでのロングトーンを要求される場面多し。
苦しい、がそれは甘い。
そっと産毛を撫でる風程度の口唇のタッチ。
それで十分。

外山さんの抜き抜きのサウンドシート、
一緒にリズムの仕事をする、
初めて同じ時間の流れの中に入れたような気がする。
物凄く自然にリズムアプローチできた気が。

俊さん、前回の僕は近場で聞きほれながらやっていたようなところもあるが
もっと作るほうへ。

アンコールにはゴンドラの唄。
俊さんの持ち歌、満月の夕べを俊さんに伝えたのは大原裕という
亡くなったtb奏者、元我がバンマス。
その人のバンドで一緒にこの曲やったな。
酔っ払ってひどい音痴でライブで彼が歌っていたことを思い出す。
命短し、か。たしかに。
演奏するのは尊いような気分になる夜。