New Orleans electro @新潟岩室温泉

daysuke2006-06-14


NOEで新潟へ。
このバンドで旅ははじめてである。
後藤君の例年の仕事を回してもらった。
朝に集合すると辰巳さんが近年稀に見る凄まじい二日酔い。
触れなば死なん、てな勢い。
そっと車に積み込みいざ出発。
道中はとても楽しい。
ゴッチと僕の気の狂った会話にクールなイカキンさんのたつみっちイナシ。
リアシートにはミイラたつみっち。

燕三条駅で岡地さんと待ち合わせ。
そこから後藤君のウロオボエで岩室温泉へ。
我らが目指すのは湯本屋。
でっかくて立派な旅館である。
そこで富山より参加の合流。

夕方から始まる温泉組合おかみさん主催パーティーに所謂営業演奏。
その後に打ち上げ的ライブ。ってな話。

サウンドチェックしにいった夜の打ち上げライブ先は
モータース事務所なのだが趣味程度にステージが、なんて聴いていたもんじゃない、
立派なガレージライブハウス規模。
用意したのにアンプは全部あるではないか。
嬉しい拍子抜け。
なんでもある。

旅館、というかホテルに戻って作戦会議していると
弁当が運ばれる。
独り腹が減っていない不幸。

入場の音楽はゴッチと僕の二人でやるらしい。
なにやらブルースを。
すると背後で「なんだ、やかましい」みたいな非難と説明。
ゴッチ、気がついていない、音量どんどん上げる。
俺、下げる。

続いて中庭のようなオープンスペースで30分営業生演奏の1本目。
僕はマイクを借りイカキンさんはアンプ使用、後は生。
音量はご法度。
ニューオリンズエレクトロアコースティックという謎。
しかし演奏は良い。

2回目にはお客が連れている女の子あゆちゃんが踊り始めたのを皮ぎりに
和服姿のおかみたちがクルクル踊り始める。
座がヒートアップ。
音量、上げたほうが受ける。
最後には大団円、営業なのにアンコールまで来るが
夜に来てね、とお誘いで一度〆。

楽屋代わりの客間で休憩、僕は飯。
待機したらすぐにモータースガレージへ。
もうすでに宴会は始まっている。
人数はそんなに多くない。
アンプ繋いでこれが本当のエレクトロ。
僕は300wのベーアンに繋いでblowbass。

ゲストにはイカキンさんとノブ。
なんとノブはトロンボーンともトランペットとも共演するのははじめてらしい。
そしてこの大音量に驚いている。
何事も経験だ。

演奏はどうもさっきの生演奏が良かった印象からか冴えを見せない。
少し内省的な感じがしてしまう。
何とか終了。

後には地元のミュージシャンとのセッション。
こてこてにブルース、個人的にあんまりやれんので
人任せ。ベースがいると楽だ。
ノブに見せ場いっぱい作って笑う。

終演後やんやと酒酌み交わす。
早起き疲れもありそんなに呑めない。
程ほどは良い。

さあ積み込みだというところで岡地さんから借りてきた車に
タクシーが当て逃げ。
たち悪い。
暇ならネチネチ探すが時間もない。
さすがのモータースに見積もって貰ってとりあえず帰る。
温泉の閉場が間近で飛び込んで入浴。
客間に戻り修学旅行のような枕の並びで
修学旅行のように皆ではしゃぐ。
旅ってこんなに楽しかったのだな。
久しぶりの感覚。

しかし岡地さんには誰もかなわない。
笑い死ぬ全員布団で土下座。
朝まで。