Yong Yandsen Japan tour 2016


2016年4月20日〜28日の間にマレーシア人サックス奏者ヨン・ヤンセンの日本ツアーを行います。
フル日程で同行するのはオーストラリア人で現在東京在住のドラマー・打楽器奏者のダレン・ムーアと
私、高岡大祐。



ヤンセンとは2014年にダレンとヤンセン、ブライアン・オライリーのトリオ、game of patienceの日本ツアーで出会いました。
ダレンとブライアンは当時シンガポール在住で定期的に来日ツアーを行っていて、ヤンセンはこれが初来日。
いきなり意気投合し、白熱した共演が記憶に強く残っています。


二人がいたシンガポールヤンセンが生まれ育ったマレーシアも、実験的な音楽や前衛音楽、
フリージャズや即興演奏の音楽的土壌が殆ど無いといって良い環境で、
彼らはマイペースな上に強かに、自分たちの音楽を継続し育んでいました。
(バンド名であるGame of Ptienceは「忍耐ゲーム」。意味を察するに余りあります)
2015年にはシンガポールでダレン主催の実験音楽フェスティバルCHOPPA Festival 2015に私も参加、
シンガポールとクアラルンプールで共演を重ねました。
その際に私は一日プライベートで延泊してヤンセンと共に遊び歩き。
いつも明るく楽しく、美味しいものが好きで居る彼との時間は最高に楽しいものでした。
(マレーシアで一番美味しい物を知っている男、と言われていました)


マレーシアにこういった音楽を継続して行っている音楽家は、片手で足りる、と言われています。
特に音楽の動きが激しい現在のアジアでは主に電子音楽/楽器が中心になっている感もあり、
なぜサックスを手にとったのか、聞いてみると彼は「阿部薫のレコードを聞いてギターを捨てサックスにした」と。
常夏のマレーシアで、阿部薫
誰かのためではなく、自分の衝動とともに。
孤高という言葉には何やら鼻につく臭いがしないでもないですが、
彼のことを思うとどうしてもその言葉が出てきてしまう。
それにしては、あまりにも人懐っこい、親しみやすすぎる孤高。



誰になんと言われても、淡々と熱く自分の音楽を追求する彼のことを
他人事と思えるわけもなく、非常に珍しく「心の友」と思っています。


同様に彼と深い友情で結ばれたダレン・ムーアと帯同するこのツアー、
嫌でも期待が高まります。
彼は2016年2月のアジアンミーティングフェスティバルで初来日し、
各地で印象深い演奏をしてきました。
今回はさらにもっと彼の真髄に肉薄していけるような、そんなライブが続きます。
様々なゲストたちの参加にも乞うご期待。


あちこちの日本の居酒屋でそこらじゅうから「アンタなぎら健壱に似ているわねえ」と声をかけられた、
我が食友にして呑友にして、音友、我らがヨン・ヤンセンの活躍を、どうぞお楽しみに。

ツアー詳細
関東方面ツアー詳細:ト調 http://www.tochoh.com/performer/P18358/event
ダレン・ムーア http://www.darren-moore.net/
ヨン・ヤンセン(sound cloud) https://soundcloud.com/yong-yandsen


Yong Yandsen/高岡大祐/Darren Moore japan tour 2016


4/20(水) open 19:30 / start 20:00
【稲毛CANDY】
http://blog.livedoor.jp/jazzspotcandy/
Yong Yandsen ヨン・ヤンセン ts
Daysuke Takaoka 高岡大祐tuba
Darren Moore ダレン・ムーアper
Adv: 3500 / Door: 4000


4/21(木) open 19:30 / start 20:00
【名古屋御器所なんや】
http://www.nanyagokiso.com/
Yong Yandsen ヨン・ヤンセン ts
Daysuke Takaoka 高岡大祐tuba
Darren Moore ダレン・ムーアper
guest*Juzo 十三ds
open charge(投げ銭)+ドリンクオーダー


4/22(金) open 19:30 / start 20:00
兵庫【元町 space eauuu】
http://www.musika-nt.com/spaceeauuu/
Yong Yandsen ヨン・ヤンセン ts
Daysuke Takaoka 高岡大祐tuba
Darren Moore ダレン・ムーアper
Special Guests: Tim Olive (prepared guitar) and Takuji Naka (cassette decks)
Charge: \2000 + one drink



4/23(土) open 19:30 / start 20:00
大阪【靭公園CHOVE CHUVA】
http://www.chovechuva.com/
Yong Yandsen ヨン・ヤンセン ts
Daysuke Takaoka 高岡大祐tuba
Darren Moore ダレン・ムーアper
guest*Yuji Ishihara 石原雄治ds
open charge(投げ銭)+ドリンクオーダー


4/25(月) open 19:30 / start 20:00
東京【早稲田 茶箱】
http://sabaco.jp/
Yong Yandsen ヨン・ヤンセン ts
Daysuke Takaoka 高岡大祐tuba
Darren Moore ダレン・ムーアper
special guest:Reona レオナtap
TBA


4/26(火)open 19:30 / start 20:00
東京【新宿PIT INN
http://www.pit-inn.com/
ヨン・ヤンセンtenor saxophone
高岡大祐tuba
ダレン・ムーアdrums
guest*山本達久drums
3000円+税


4/27(水) open 19:30 / start 20:00
東京【水道橋ftarri】
http://www.ftarri.com/suidobashi/
Yong Yandsen ヨン・ヤンセン ts
Daysuke Takaoka 高岡大祐tuba
Darren Moore ダレン・ムーアper
Special guest: Hirose Junji 広瀬淳二ts
2000円(飲食持ち込み自由)


4/28(木) start 19:00
東京【祖師ヶ谷大蔵Cafe MURIWUI】
http://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/
Yong Yandsen ヨン・ヤンセン ts
Daysuke Takaoka 高岡大祐tuba
Darren Moore ダレン・ムーアper
Special guest: Tetuzi Akiyama 秋山徹次guitar



Yong Yandsen 2016 Japan Tour

Malaysian free improvising tenor saxophonist Yong Yandsen will be touring Japan from April 20-28, 2016. Yong Yandsen is one the leading experimental musicians in South-East Asia with a distinctive and highly-expressive voice on the tenor that is draws elements from Kaoru Abe, Albert Alyer and John Butcher. He will be joined on the tour by Tokyo-based musicians Daysuke Takaoka on tuba and Darren Moore on drums as well as other guests including Tetuzi Akiyama, Hirose Junji, Reona Otsuka, Tatsuhisa Yamamoto, Yuji Ishihara, Tim Olive and Takuji Naka.

April 20 - Candy, Chiba
Yong Yandsen (sax), Daysuke Takaoka (tuba), Darren Moore (drums)
Doors open: 19.30 / Start: 20.00
Adv: \3500 / Door: \4000
http://blog.livedoor.jp/jazzspotcandy/

April 21 - Nanya, Nagoya
Yong Yandsen (sax), Daysuke Takaoka (tuba), Darren Moore (drums, Special guest: Juzo (drums)
Doors open: 19.30 / Start: 20.00
Door: Open charge + drink order
http://www.nanyagokiso.com

April 22 - Space Eauuu, Kobe
Yong Yandsen (sax), Daysuke Takaoka (tuba), Darren Moore (drums, Special Guests: Tim Olive (prepared guitar) and Takuji Naka (cassette decks)
Doors open: 19.30 / Start: 20.00
Charge: \2000 + one drink
http://www.musika-nt.com/spaceeauuu/

April 23 - Chove Chuva, Osaka
Yong Yandsen (sax), Daysuke Takaoka (tuba), Darren Moore (drums, Special guest: Yuji Ishihara (drums)
Doors open: 19.30 / Start: 20.00
Door: Open charge + drink order
http://chovechuva.com/

April 25 - Sabaco, Tokyo
Yong Yandsen (sax), Daysuke Takaoka (tuba), Darren Moore (drums, Special Guest: Reona Otsuka (tap dance)
Doors open: 19.30 / Start: 20.00
Door: \2000
http://sabaco.jp

April 26 - Shinjuku Pit Inn, Tokyo
Yong Yandsen (sax), Daysuke Takaoka (tuba), Darren Moore (drums), Special guest: Tatsuhisa Yamamoto (drums)
Doors open: 19.30 / Start: 20.00
Door: \3000
http://www.pit-inn.com/index_e.html

April 27 - Ftarri, Tokyo
Yong Yandsen (sax), Daysuke Takaoka (tuba), Darren Moore (drums, Special guest: Hirose Junji (sax)
Doors open: 19.30 / Start: 20.00
Door: \2000
http://www.ftarri.com/suidobashi/index-e.html

April 28 - Muriwui, Tokyo
Yong Yandsen (sax), Daysuke Takaoka (tuba), Darren Moore (drums, Special guest: Tetuzi Akiyama (guitar)
Doors open: 18.30 / Start: 19.00
Door: \500 bar charge + open charge for musicians
http://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/index.html

Musician Profiles

Yong Yandsen is a experimental and free jazz musician from Kuala Lumpur, Malaysia. He’s one of the co-founders of the EMACM (Experimental Musicians & Artists Co-operative) collective, promoting avant-garde and experimental music and expressions in Malaysia. Guitar was his first intrument that he drop for tenor saxophone some years ago. Free tenor sax with strong breath and playing with pitch in a lyrical style that make Yandsen related to Albert Ayler, Kaoru Abe or Masayoshi Urabe.

Born in Osaka, Tuba player Daysuke Takaoka is a Tokyo based improviser. His tuba playing incorporates a wide range of playing methods and unusual extended technique. Takaoka to attempts to create the complexity of electronic music on the tuba within an predominantly acoustic environment, which he refers to an 'acoustic synthesizer'.

Born in Scotland, raised in Australia and based in Tokyo, Darren Moore is a drummer and electronic musician who has extensive experience playing jazz and commercial music styles as well as electronic, experimental and improvised music styles. Darren has performed extensively in Australia, South-East Asia, Japan and Europe. Since arriving in Tokyo in mid-2015, he has been active playing with many of the Tokyo scene's more adventurous musicians, quickly established himself as an exciting new voice on the Tokyo music scene.

Jim O’Rourke ”two sides to every story”

まだ多幸感に包まれている。
凄い夜だった!


二日前から行われていた草月ホールでの
Jim O'Rourke "two sides to every story"
初日は鑑賞。
ストリングカルテットは舞台裏で、
二部、simple songsは観客席で。
思えば全曲知っているコンサートを聴くのは何十年ぶりか。
(普通逆なんでしょうね)
知らない音楽を好きな僕がたまらなく楽しめたのは、
知っている曲が知らない曲のように響くから。
最後のアンコールにはメンバー全てにとってもサプライズだった
ウィルコのグレン・コッチェが飛び入りドラマーで
1曲演奏。ロックンロールだ。
なんというか、すごいエネルギーだ!
終演後、楽屋に顔出してちょっと挨拶、
ダーリンがグレンを紹介してくれて「アルバムに入っているtubaのか!sound beautiful!」っていって感激。
なんか、さくっと早めにお暇しました。


+++


そして二日目はに参加。


メンバーは、坂田明ちかもらち(ダーリングレイb クリスコルサーノds)のトリオに、
ビッグバンド・石橋英子fl 広瀬淳二ts 吉田隆一ss,ts,bs 金子泰子tb 高岡大祐tuba ジョヴァンニ・ディ・ドメニコp
ジム・オルークcond

[Jazz Trio and Big Band]
Akira Sakata"Chikamorachi" Akira Sakata(as,cl,vo,etc) Dirlin Grey(b) Chris Colsano(ds)
Eiko Ishibashi(fl) Junji Hirose(ts) Ryuichi Yoshida(ss,ts,bs) Yasuko Kaneko(tb) Daysuke Takaoka(tuba)
Giovanni di Domenico(p) Jim O'Rourke(cond)


1部はバッドタイミング全曲演奏。
観客席で観ていてハラハラドキドキした。
演奏家のテンションも観衆の興奮も一体化して。


2部、いよいよ。
ステージ前方にちかもらちの三人、
後方にビッグバンドメンバー、間にジムさんがこちらを向いている。
リハの通りバンドは、演奏はサインボードを使った指示による演奏を行い、ちかもらちは全く自由に演奏する。


ボードを使うけどコブラとは全く違う。
目視と調音の集中力に加え演奏し続ける気力も体力も非常に必要なもの。
リハやゲネプロでは冷静だったジムさんの本番中の壮絶な表情。
中身の印象が全く変わってくる。


そしてジムさん越しに見える、ちかもらち!
叫び狂うご本尊(坂田さん)の門前に構える阿吽の巨神、ダーリン・グレイとクリス・コルサーノ!
ジムさんからの指示は絶対見逃すことは出来ない、
でも、その後ろに嫌でも視覚と聴覚を強烈に刺激し続ける
巨神たちの壮絶な演奏に、
座っていながらも体の震えを止めることが出来ない!
なんて、なんて凄いんだ!!!!!!!!
演奏中なのに、思わず叫んでしまう、笑いが止まらなくなる。


実際に、ダーリンとクリスが物凄い貌をして歯を剥き出しにしながら雄叫びをあげて演奏している。
二人とは数年前にベルギーでツアーして凄さはわかっているものの、
まるで目の前で火山が噴火しているような凄まじいエネルギーの勃起にこちらの驚きも喜びも噴出してしまう。
すごい、すごいものの前にいる。


ジムさんの手と指示を観なくてはいけないのに、
その肩越しに見えるクリスのあまりの素晴らしさと美しさに眼が奪われそうになる。
前にいるダーリンは、もはやコントラバスなのか彼自身から音が発振しているのかわからないほどのエネルギー。


ダーリンはついにバックドロップをかますかのように大きくコントラバスを持ち上げてしまった、
そしてトラベル用だったため、後ろの収納蓋が吹っ飛んで落ちてしまった!
ダーリン、気がついてないんじゃないか!
慌ててジムが拾って装着、その間もダーリンは演奏を止めない。
ほどなくして、すとん、という妙な着地感とともに、
音が止んだ。
みんな、えっ、という感じ。


これで終わるんだ?短すぎやしないか?
まださっき始まったばかりじゃないか?
誰も気がついてなかった。
50分近くも演奏していたなんて。
信じられない。


バックステージに戻ると、達久がすごい顔で
「最高だった!」と叫ぶ。
そうだったんだ、きっとそうだと思ってたけど、
あのエネルギーの中にいると、音楽そのものみたいなものだから、
実感は後から来るのかもしれない。
客席で聴いてみたかった、と切に思った。
これが僕の最初の感想です。


+++


充実した楽屋のムードは、よいコンサートの証。
楽しかった!心からそう言える。
今回、広瀬さんはおよそ30年ぶりの草月ホール出演だったそうで、
その時は富樫雅彦バンドでの演奏だったとか。
リハでそれを聞いたジムさん「私そのレコード持ってます!」
なんという奇縁。


終演後はいつもの店で大打ち上げ。
じゃんじゃか飲んで話しして。
この日は山本達久誕生日、ということで大いにお祝いも。
最高のバースデーじゃないか、達久!
帰る前に皆さんと挨拶、
ダーリンとクリスと初日飛び入りしたグレンにCDをプレゼント。
特にクリスとグレンには、歌女で石原雄治と藤巻鉄郎を聴いてもらいたい、
という願いがあったので、渡せてよかった。
世界最高のドラマーたちの元に届けたよ。


ああ、すごい日々だった!


ものすごいエネルギーがあって、その中にいて一つになり、
自分が音楽と音の一部になった。
まだまだこんな気持になることが、あるんだ。
僕が言うなんて、全く柄ではないのはわかっているけど、
一人ひとりの音楽家、人間に長い歴史と様々な繋がりや関わり、
交わりがあって、その時にしかない音楽が生まれる。
他に言葉も無い、
愛なのだと。


初日も昨日も終わってひとり考えると繰り返し。
エネルギー、だ。音楽は。
ものすごいことを学んだと思う。
大きな夜だった。




Darren Moore/Daysuke Takaoka tour 2015 summer


ダレン・ムーアdrums,percussion
高岡大祐tuba


シンガポール実験音楽フェスティバルCHOPPA FESの主催を行い精力的に他分野と交流を続ける
シンガポール在住オーストラリア人ドラマー/エレクトロニクス奏者のダレン・ムーアと
管楽器の可能性の限界に挑む日本人テューバ奏者高岡大祐の6月日本ツアー



【新宿PIT INNhttp://www.pit-inn.com/
6/2(火) open 19:30 / start 20:00
w/ 坂田明reeds,vo ジムオルーク(多分g)山本達久ds
¥3,000+税(1DRINK付)


【入谷なってるハウスhttp://www.maroon.dti.ne.jp/knuttelhouse/
6/03(wed)20:00~ 2000yen+order
乱天地/ 松本健一(sax) Darren Moore(ds) 村田直哉(turntable) ゲスト:Kevin McHugh(p)
(高岡参加なし)


【早稲田 茶箱】http://sabaco.jp/
knot6
6/4(木) open 19:30 / start 20:00≈
w/Tumo:竹下勇馬electro-bass 石原雄治drums
2000yen + 1drink order


【水道橋ftarri】 http://www.ftarri.com/suidobashi/
6/6(土)open 19:30 / start 20:00
w/中村としまるno input mixing board
2000円


祖師ヶ谷大蔵Cafe MURIWUI】http://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/
6/7(日) start 18:30
w/秋山徹次g
投銭制+ドリンクオーダー



【稲毛CANDY】http://blog.livedoor.jp/jazzspotcandy/
6/8(月) open 19:30 / start 20:00
w/板橋文夫piano 瀬尾高志contrabass
予約¥3800当日¥4300(1drink込)


【柏Nardishttp://knardis.com/knardis.com/Welcome.html
6/9(火)start 20:30
w/類家心平tp
2500円+ドリンクオーダー


【池袋バレルハウス】http://www.barrel-house.net/
6/10(水) open 19:00 / start 20:00
w/坂田明reeds
投銭制+オーダー


【吉祥寺The Foxhole】 http://foxhole.exblog.jp/
大歌女(big kajo)
6/11(木)open 19:30 / start 20:00
歌女:高岡大祐tuba 石原雄治/藤巻鉄郎bassdrum,separated drumkit,percussion
ゲスト:ダレン・ムーアper 竹村一哲per


【神保町 試聴室】http://shicho.org/
strange session
6/13(土)open 19:00 / start 19:30
w/biki(n/a)田井中圭(guitar)中田粥(bugsynth)竹下勇馬(electro-bass)


愛知【名古屋御器所なんや】 http://www.nanyagokiso.com/
6/15(月)open 18:00 / start 20:00
w/古池寿浩trombone
2000円+オーダー


大阪【中崎町common cafe】http://www.talkin-about.com/cafe/
6/16(火)open 19:30 / start 20:00
w/有本羅人trumpet,bcl 橋本達哉drums duo
2000円+ドリンクオーダー


大阪【堀江FUTUROhttp://futurolive.exblog.jp/
6/17(水) open 19:30 / start 20:00
w/ワタンべds
自由料金制+1ドリンクオーダー


【高松ノイズ喫茶iL】http://www.facebook.com/NOISEiL
6/19(金)open 20:00 start 20:30
前売1,500円当日2,000円 ドリンク別


ダレン・ムーア Darren Moore (drums,percussion,electronics)
シンガポール在住オーストラリア人ドラマー、エレクトロニクス奏者。
即興演奏のグループであるGame of Patienceやオーディオ・ヴィジュアル・デュオのBlack Zenith、インド南部音楽との共演など様々な活動を幅広く行っている。


10代よりオーストラリアでドラム演奏を始め、クラシックとジャズを大学で修め
その後数年ロンドンに移住し多様な音楽的経験を経た後にオーストラリアへ戻り
様々なミュージシャンたちとのコラボレーションを行う。


2006年よりシンガポールに移住しラサール芸術大学で教職に就き、
この頃より日本とヨーロッパと東南アジアを中心にジャズ、フリージャズ、エクスペリメンタル・ミュージック、電子音楽、即興音楽など幅広い活動を開始する。


シンガポールではC.H.O.P.P.A. Experimental Music
Festivalのアーティストディレクターとして世界各国のミュージシャンを招聘し企画する。
特に親日家であり2007年より定期的に来日して演奏を重ねている。
日本での主な共演者に、中村としまる、高岡大祐、スガダイロー、梅津和時、内橋和久、藤原大輔、カイドーユタカ、村田直哉、坂口光央、田中邦和、ユミ・ハラ・コークウェルら他多数。


確かな技術に支えられたジャズを演奏する一方で、
通常の楽器演奏と異なる演奏法を用いて拡張された表現を用い、
一瞬一瞬に速度と密度の詰まった即興演奏を得意とする。
またドラムセットに限定されない多様な打楽器を演奏し、
ごくシンプルな数少ない楽器からも驚きと発見のあるライブを行う。
今昔の様々な音楽に通じ、演奏するだけではなく、自身もあらゆる音楽のヘビーリスナー。
特に日本のフリージャズ・即興シーンへの思いと愛は格別で、
常に喜びに満ち溢れたステージを見せてくれる。
すでに日本語に堪能で、音楽のみならず、日本文化特に食事の大ファン。
大の辛党でもある。
またミュージシャンとしての活動と平行して次世代の若い音楽家達の後進に力を入れており、ドラム演奏と即興演奏の教育者でもある。
http://www.darren-moore.net/

藤巻鉄郎3デイズin大阪

歌女のメンバーであり東京を中心に多方面で活動するドラマー/打楽器奏者、藤巻鉄郎と三日間、
大阪でライブを行います。

ハードコア、ヒッピホップ、即興演奏、それらが渾然となった現在の東京アンダーグラウンドシーンを
縦横無尽に活躍する演奏家
極小音量の擦過音から強靭な爆音演奏まで幅広いダイナミクス、深い探究心。
初日はお互いに尊敬しあうドラマーの橋本達哉とのトリオ、
二日目は下町の実験的会場で多くの打楽器奏者たちと交流、
最終日はメインユニットである歌女に有本羅人を招いて。
関西方面では珍しいライブです。
ご来場お待ちしております。


5/16(土) 急遽変更あり!
大阪【堀江FUTURO
http://futurolive.exblog.jp/

19:00 start 秋山徹次(guitar)solo
自由料金制+1ドリンクオーダー
急遽前日に決定!
東京を中心に世界中で活躍するギタリスト秋山徹次soloです。
大阪で開催されるのは非常に稀だと思います。
入れ替え制では御座いませんが、別のライブとして開催します。
******
20:00 start藤巻鉄郎x高岡大祐x橋本達哉
藤巻鉄郎percussion 高岡大祐tuba 橋本達哉ds
自由料金制(open charge)+1ドリンクオーダー
関東を中心に活動する打楽器奏者・藤巻鉄郎と
彼と歌女などで共演する高岡大祐、
Bright Momentsの橋本達哉の3人で、
solo,duo,trioの組み合わせ即興ライブ。
独自の演奏を追求する二人の打楽器奏者に注目です。


5/17(日) Miniatures vol.37
近畿【此花MIIT House】 open 17:00 / start 18:00 / close 20:00
http://miit-house.blogspot.jp/
1000yen entrance
at MIIT House
2-6-13 Shikanjima, Konohana-ku, Osaka-shi 554-0014
554-0014 大阪市此花区四貫島2-6-13
大阪・此花 MIIT Houseでの
第回目のサウンド・パフォーマンス・イベント。
Featuring:
高岡大祐(tuba)
橋本達哉(ds)
石原雄治(per)
じじのほっぺたろまん(虚タブラ)
藤巻鉄郎(per)
ジェリー・ゴードン(sax)


5/18(月) 歌女+有本羅人
大阪【靭公園CHOVE CHUVA】 open 19:30 / start 20:00
http://www.chovechuva.com/
歌女(kajo):高岡大祐tuba 石原雄治/藤巻鉄郎bassdrum,separated drumkit,percussion
ゲスト:有本羅人tp,bcl
自由料金制(open charge)+1ドリンクオーダー
関東を中心に活動する、ベースドラムと解体されたドラムキットを中心に移動しながら演奏する
即興トリオ歌女に有本羅人をゲストに迎えてのライブ。


詳細まとめは
http://www.bloc.jp/daysuke/

live info/may/2015

久しぶりに月単位でライブを書き出してみます。
先月から今月にかけては、ライブが少なめです。
相変わらずアイデアは急にやってきて、やりたい事はそれ程先延ばしできません。
なので今後も急にライブがはいる可能性があります。
1日はつい先日急に決まったライブで、4月に小岩で共演したウトゥクのバンドに参加、
3日の関島さんと俊さんとのコンポステラは久しぶりです。
連休には板さんとの連日特別企画、茶箱で継続企画に歌女と広瀬さん、
10日には江崎さんとの野外秘密企画「外の人」第二回、
月半ばには久々の歌女のメンバーを伴って関西でのライブが続きます。
いつものことですが、どれも特別なものばかりです。
ご来場いただければ、とても嬉しく思います。

5/1(金) AMENEATSZ/Daysuke Takaoka
東京【八丁堀七針】 open 19:30 / start 20:00
http://www.ftftftf.com/
1700yen
Act:
AMENEATSZ
Daysuke Takaoka
急遽決定、先日共演したドラマーUtku Tavil参加バンドの来日ツアー初日に参加することになりました。


5/3(日) 関島岳郎present 星空音楽會-Musica en Compostela-第十八夜
東京【綾瀬ナチュラルカフェコンポステラ】 open 18:30 / start 19:00
http://www.k5.dion.ne.jp/~composte/
料金 2500円+オーダー
酒井俊(vo) 高岡大祐(tuba) 関島岳郎(tuba)
ナチュラルカフェ コンポステラ
足立区綾瀬5-7-2 第91新井ビル1F 03-3628-5366
(小さなお店ですので、
電話または店頭でのお早めの予約をお勧めします)
関島さんの企画で久しぶりにこの三人で演奏します。


5/4(月) 板橋文夫スペシャル・オーケストラ
神奈川【桜木町ドルフィー
http://homepage2.nifty.com/dolphy/
板橋文夫(p)スペシャル・オーケストラ
本多俊之(as)纐纈雅代(as)吉田隆一(bs)後藤篤(tb)高岡大祐(tuba)瀬尾高志(b)竹村一哲(ds)
前4000円/当4500円


5/5(火) 「低音限界」
神奈川【桜木町ドルフィー
http://homepage2.nifty.com/dolphy/
レオナ(tap)&板橋文夫(p)「低音限界」
吉田隆一(bs)高岡大祐(tuba)瀬尾高志(b)竹村一哲(ds)
前4000円/当4500円


5/7(木) knot 5
東京【早稲田 茶箱】 open 19:30 / start 20:00
http://sabaco.jp/
広瀬淳二tenor saxophone
歌女:高岡大祐tuba 石原雄治/藤巻鉄郎bassdrum,separated drumkit,percussion
2000yen+1drink order
昨年早稲田茶箱で始めたdoublesから発展して
よりフレキシブルに、即興演奏を中心としたライブシリーズを展開します。
第五回は鬼才・広瀬淳二さんをお招きして
tubaと解体されたドラムキットのトリオ歌女の初共演です。


5/10(日) 「外の人vol.2」
関東【多摩川付近某所】 start 15:00
江崎將史 高岡大祐
料金:自由料金制
予約・お問い合わせ:
sotooto2015@gmail.com
または出演者まで。
雨天中止、中止のお知らせはメールにて2時間前にお知らせ致します。


5/16(土) 藤巻鉄郎x高岡大祐x橋本達哉
大阪【堀江FUTURO】 open 19:30 / start 20:00
http://futurolive.exblog.jp/
藤巻鉄郎percussion 高岡大祐tuba 橋本達哉ds
自由料金制(open charge)+1ドリンクオーダー
関東を中心に活動する打楽器奏者・藤巻鉄郎と
彼と歌女などで共演する高岡大祐、
Bright Momentsの橋本達哉の3人で、
solo,duo,trioの組み合わせ即興ライブ。
独自の演奏を追求する二人の打楽器奏者に注目です。


5/17(日) Miniatures vol.37
近畿【此花MIIT House】 open 17:00 / start 18:00 / close 20:00
http://miit-house.blogspot.jp/
1000yen entrance
at MIIT House
2-6-13 Shikanjima, Konohana-ku, Osaka-shi 554-0014
554-0014 大阪市此花区四貫島2-6-13
大阪・此花 MIIT Houseでの
第回目のサウンド・パフォーマンス・イベント。
Featuring:
高岡大祐(tuba)
橋本達哉(ds)
石原雄治(per)
じじのほっぺたろまん(虚タブラ)
藤巻鉄郎(per)
ジェリー・ゴードン(sax)


5/18(月) 歌女+有本羅人
大阪【靭公園CHOVE CHUVA】 open 19:30 / start 20:00
http://www.chovechuva.com/
歌女(kajo):高岡大祐tuba 石原雄治/藤巻鉄郎bassdrum,separated drumkit,percussion
ゲスト:有本羅人tp,bcl
自由料金制(open charge)+1ドリンクオーダー
関東を中心に活動する、ベースドラムと解体されたドラムキットを中心に移動しながら演奏する
即興トリオ歌女に有本羅人をゲストに迎えてのライブ。


5/20(水) 息吹と踏み抜きと打撃
東京【池袋バレルハウス】 open 19:00 / start 20:00
http://www.barrel-house.net/
レオナtap 高岡大祐tuba 竹村一哲drums
投銭制+オーダー
飲食美味しい音楽居酒屋バレルハウスで
音に拘るタップダンサーとtubaとドラムの即興「演奏」ライブ。


5/21(木) solo/duo
東京【千駄木Bar Isshee】 open 19:30 / start 20:00
http://www.bloc.jp/barisshee/
高岡大祐tuba 藤巻鉄郎percussion
投げ銭制(別途チャージ500円+ドリンクオーダー)
移転前まで沢山お世話になったBar Isshee、
千駄木になってから初めての出演です。
それぞれの即興ソロとデュオを演奏します。


5/25(月) [ 自発的対称性の破れからテロル #6 ]
関東【四谷喫茶茶会記】 open 19:00 / start 19:30
http://gekkasha.modalbeats.com/
高岡大祐(tuba )トマツタカヒロ(肉態)
予約¥2000 当日¥2500 付1ドリンク
四谷三丁目茶会記 新宿区大京町2-4 1F
予約問合せ 03-3351-7904(15~23時)
sakaiki@modalbeats.com
http://paa-nya.jugem.jp/


5/28(木) amplified tonight
東京【大崎l-e】 open 19:30 / start 20:00
http://www.l-e-osaki.org/
伊藤匠amplified tenor saxophone
高岡大祐blowbass(amplified tuba)
1500yen+1 drink order
アンプリファイドした管楽器奏者二人のライブ。
blowbass名義での演奏は久しぶりです。
長年電気拡張演奏を探求してきた伊藤さんとの共演です。


5/30(土) 『奇想天外なきんつば状の音楽シリーズ第一回』
関東【真鶴 蛸の枕】 open 17:30 / start 18:30
http://takonomakura.octopus-pillow.com/top/
出演:巻上公一(ボイス、テルミン口琴、尺八)、佐藤正治(パーカッション)、ゲスト:高岡大祐(チューバ)
料金:一般2500円、学生1500円、中学生以下 無料
美味しいフード&ドリンクもお楽しみください。
フード&ドリンク券は当日蛸の枕でご購入ください。
【ご予約受付・チケット取扱い】
http://www.makigami.com/
メール office@makigami.com tel.0465-63-0578
メール takonomakura@octopus-pillow.com
tel.0465-69-1331

音源 通販/紹介のお知らせ

solos vol.2"BLOW"の通販、
(2015年3月26日現在、少数入荷いたしました。お早めにお問い合わせください
なお、DSDディスクの場合、即発売可能です)
興味のある人はblowbassにGmailのアドレスをつけてご連絡下さい。
(及びhttp://www.bloc.jp/daysuke/messageSend.cgiよりフリーメッセージでご連絡ください)
(氏名、住所、枚数をお願いします)
内容はこちらです。→http://d.hatena.ne.jp/daysuke/20130516
価格は2000円+送料200円です。
CDお買い上げの方の中でご希望の方には超高音質2.8MHzDSDディスク(DVD-R)を1000円でお分けします。

送料は何枚でも200円です。


住所/氏名/枚数/DSDディスクが必要な場合はそれも明記の上、ご連絡下さい。


+++

歌女で共演している石原雄治/藤巻鉄郎それぞれのソロ音源(CDR)も制作しました。
こちらもこちらで購入可能です。
詳細はこちらにございます。
お問い合せは
http://www.bloc.jp/daysuke/messageSend.cgi
まで。

    1. +

歌女
http://d.hatena.ne.jp/daysuke/20140901


歌女 kajo 盲声 blind voices 通販開始します。
価格は1,500円+送料200円=1700円です。
(他諸作品を合わせてご購入の場合、送料は枚数にかかわらず+200円です)

申し込みのご連絡は
blowbassアットGメールか、
http://www.bloc.jp/daysuke/messageSend.cgi
こちらよりフリーメッセージでCD購入希望でお申込み下さい。

他作品のご紹介。
http://d.hatena.ne.jp/daysuke/20140101
http://d.hatena.ne.jp/daysuke/20140404

      1. +

Introducing BRIGHT MOMENTS(1500円)

BRIGHT MOMENTS:Daysuke Takaoka(tuba) Rabito Arimoto(trumpet,bass-cralinet)Tatsuya Hashimoto(hand modefied mobile drum kit,percussion)

01.kumo
02.around omni mic
03.horns behind drums
04.bcl solo
05.close far close
06.rounding
07.tuba solo
08.drum solo
09.hot
10.bernard hopkins

"Composed Recording" by Daysuke Takaoka ,June 5 and 7 2013, Amagasaki Piccolo Theater Small Hall

microphones:MicW N101 stereo pair
cable:Domon Cable
recorder:KORG MR-1000 DSD RECORDER
monitor headphone:SONY MDR-7506

just converted 5.6MHz DSD to 44.1kHz 16bit by AudioGate(KORG)
special thanks:Yoshihiro Hirano(ONZU)Satoshi Nakazawa(Onpa-sha) Kenji Osumi(Chikotsu)
Let the music be your light(Rahsaan Roland Kirk)

blowbass-002
℗&© / all right reserved
http://flavors.me/blowbass


BRIGHT MOMENTS(ブライトモーメンツ)
高岡大祐tuba 有本羅人tp.bcl 橋本達哉ds
即興演奏を中心に東西で活動するテューバの高岡大祐と、
トランペットとバスクラリネットの持ち替え奏者有本羅人、
地元では独自の改造モバイルドラムキットで演奏する橋本達哉の三人で
関西で活動するアコースティックバンド。
通常の五線譜を使用しない文章や図形による作曲を中心に
「演奏空間での音の響き」「即時性と楽器の可能性」に留意した作曲と即興を横断するような演奏スタイルを持つ。


今回の作品は兵庫県のクラシックホールを二日間借りて録音、
マイクのセッティングや録音方法、バンドの並び方や楽器の演奏法まで一曲ずつ大幅に変更し、
「録音を作曲する」という手法をとって曲ごとに音の聴こえ方に焦点を当てたもので、
ホール特有の豊かな響きを取り入れた作品になっている。
ジャケットは今回から始めた高岡手製の活版印刷によるもの。


ライナーノーツは省略して盤面に全て記載してあります(老眼殺しです)。

(本作品お買い上げの方に限り、元録音に近い超高音質の同内容2.8MHz DSDディスク(DVD-R仕様)を1000円で販売します)


+++


高岡大祐 初ソロCD
「借景 夏」(1500円)

2012年7月末、京都の田舎の一軒家を借りきって演奏と録音を試行錯誤した初めてのソロCD作品。
独特で独自のtubaの演奏音と、周囲の夏の虫の鳴き声、遠くに響く農家の作業中の嬌声、禅寺の鐘の音、深夜に轟く蛙達の饗宴などの自然環境の音を境目なく混交し、京都の夏の音風景を借景に見立てた。
既存のパッケージを避け、特別な段ボールのジャケットに特注のスタンプ、昔風のレトロな紙と掠れやすい鄙びたインクを使って、手触りの風合いや手に持った質感を選び抜いた、CD盤を含めて純国産品。


即興演奏とフィールドレコーディングの中間のような作品。
ケースは特製の段ボール紙製でライナーノーツ用紙、ジャケットのスタンプ、CD盤など細部に至るまで国産品を使用。
時間の経過とともに色褪せる印刷、形を変えていく紙製のケース、という独特の風合いと手触りを生かしたもの。
(ビニール外袋などは敢えて付けておりません。少々の傷や個体差は味わいだと思ってください)


借景 夏 
shakkei summer

all worked by Daysuke Takaoka
conceptualized,improvised,tuba,voice,body,field recording.

recording date
mic:Rode NT4 , Roland CS-10EM
recorder:Korg MR-2,thinkpad L512
digital interface:E-mu 0404usb

    1. +


solos vol,1

1000円
solosシリーズの記念すべき第一弾CDR。
レストア整備したカセットデンスケの名機TC-D5Mとステレオ分岐したSHURE SM58という極普通のヴォーカルマイクでアナログ録音された音源を元に、それをDSDレコーダーで5.6MHzで録音し、さらにCDフォーマットにしたもの。
ライブの生々しさ、アナログ録音による柔らかさなど質感も特殊。
特注のダンボールケースに特製のスタンプで作成された特殊ジャケット。


1.Tatsuya Hashimoto(ds,per)
2.Daysuke Takaoka(tuba)
3.Watanbe(ds,per)

Live Recoreded at Cafe Futuro(osaka) 2012/11/09
rec tools:SONY TC-D5M,SHURE SM58(mono)
all right reserved. solosolo-001

    1. +


Binaural Recording with My Head

sound what I listend
1000円

01_tuba,kids,park
02_barcony,kids,car
03_tuba,kitchen
04_teeth,kitchen
05_tuba(melody),muted,kitchen
06_kids,park
07_tuba(longtone),park
08_tuba(rhythm),park
09_breath,tuba,kitchen
10_tuba(longtone),kitchen
11_standing sushi bar(kaikou)1
12_tuba(overtone),kitchen
13_standing bar(tokuichi)
14_tuba(breath),kitchen
15_standing sushi bar(kaikou)2
16_tuba,park,kids
17_teeth whistle,kitchen
18_tuba,baseball boys,park
19_bicysle,Uehonmachi to Tsuruhashi

recorded at Kitchen,Sanadayama Park,standing bar Tokuichi,standing sushi kaikou,Sen-nichimae street ,and more
equipments:Yamaha YBB-621,Korg MR-2(DSD2.8mHz,1bit),CS10-EM,Macbook pro,AudioGate
recorded 2012/10/10,11


バイノーラル録音という録音方法があります。
本来はダミーヘッドといわれる上半身だけの人形のようなかたちをしたものに特別なマイクを仕込み録音し、
その場に居合わせたかのような臨場感を再現するための方法です。
それに近い方法で自分の耳にはめ込み録音することが出来るマイクを使用し自宅の台所、ベランダ、馴染みの立ち飲み、公園などに出向き録音を試みました。
おそらくこの録音は私がその時に聴いていた音環境に近いものが録音されています。
DSDレコーダーという高性能録音機とこのマイクを組み合わせて慣れた街中に佇むと、普段どれだけの音を聞き逃しているのか、という気持ちになります。
人はその場にある音すべてを聞くことはできません。ごくごく一部を選んで聴いているにすぎないのです。
そのことに気を取られて、演奏を録音するつもりでも聴くことに集中して、吹くことを忘れてしまいます。
もしかしたらこの作品は「音楽」ではないかもしれませんが、何か聴く人の「音の体験」の一つになればと思います。
CDRに同封する説明書き(ライナーノーツともいう)はふすまの裏紙、通称雲華紙を使用しています。
ジャケットは特別な段ボールケースで本皮紐による手編みでとめる方式です。
*ステレオヘッドフォンやイヤフォンでの鑑賞をお勧めします。

3/11のソロライブ。

会場のショヴィシュヴァはブラジル音楽のレコード屋でブラジル音楽のライブ会場。
ブラジル音楽を全くやらない僕ですが、ここで結構前からライブをやらせてもらっている。
先月突然何かの閃きでここでソロがやりたい、となってお願いした次第。
(僕は思いついたことをすぐ実現したくなるので、ブッキングが直前になりがちだ)


やりたい、といいつつ何をやるかは決めてなかった。
ただ、最近よく使っているメタルボールの準備と、
全身運動を伴う演奏のために動きやすい服装くらい。
solo de corpo inteiroというタイトルはfull body soloをポルトガル語に直訳しただけ。
ここにもよく出演する泉邦宏さんに「全身音楽家」と名付けたのは僕らしい。
(実はよく覚えてない)
僕は、なんなんだろう、
全身音楽家、ではないなあ、
一つの楽器に対して全身を余すことなく使うのは確かで、
今回は全身独奏、とした。
全身で、ぼっち、かよ。
ライブ前はお酒は控えめにカシャーサをロックで一杯。
子供の頃に開高健の本で覚えた酒だ。
お店の人たちもお酒好きで、会話も楽しい。


さて、演奏、は、
終わった後はいつも思うが、「そんなつもりじゃなかった」
お店でかかっていた音楽や雰囲気、会話した内容に少なからず影響を受けて
演奏する内容は変化してしまう。
もし何事があっても変化することなく、自分のやることを「決めて」、
それをただリハーサルや準備なしに行うのを「即興」といえるなら、
僕のは何だろう。わからん。
とりあえず、自分で即興、と言えるのは、
何をやるのか本当にわからなくして、
やりたいことをやるのではなく、やるべきことをやる、
それまでにやったことがないこと、
うまくいくいかないは別にして挑戦することだ。
(僕の場合、その挑戦は多く技術的な問題で、出した事のない音、出せなかった音、出せない音の演奏に挑戦する事が多い)


影響、されたなあ。
いわゆる音階というものをあんなに使うとは思わなかったし、
リズムの要素も強かった。
自分がこれから出す音の予想がつくとあっという間に飽きるので、
人力で音を変調し、どんな音が出るかわからないようにする。
たまに自分で驚く、殆ど他人が聞いているみたいに。
その音をもっと聴きたい、どうすればもっと面白く刺激的な音楽になるのか。
そうすると、次に出す音の予想がついて飽きる、と会うことなくて、
自分の演奏を楽しんで聴くことが出来る。
中田くんの楽器ではないが、自分の中に「バグ」を起こさせてそこから発想する。
思い通りに楽器から音が出るのは、案外詰まらない。
聴いたことがない音、知らない音楽を自分で、ソロで演奏する難しさと醍醐味。


影響されたといえば、
メタルボールが発する倍音や台のつもりで置いていた打楽器群が出す音の音程が、
全て明確に聞き取れて、
面白い鍵盤楽器と共演しているような感じにもなった。
かなり助けになった。
結果的に意外だったけど、ブラジル音楽、ぽかった気がした。
パスコアールやトンゼやウァクチが好きで、
でもそれ風にやったらもう意味がない。
独創を素晴らしく思うなら、誰もやってないことを自分がやるべきなんだと思う。
とても良い機会を貰いました、
かなみちゃんありがとう。


終わった後は手加減なしで飲む。
酒は口を開けて上を向けばいくらでも入る。
かなみちゃんのお手製おつまみが美味しくてグイグイいける。
写真は最初のセッティング、また踏み潰したメタルボール、
感動のあまり床に倒れこんだドン(嘘)