new album 歌女 kajo 盲声 blind voices


もうすぐのジャズアートせんがわ関連イベント(?)、
jenny's kitchenで行う歌女(kajo)、
http://d.hatena.ne.jp/daysuke/20131101
この日がいわゆるCDレコ発となります。
http://www.bloc.jp/daysuke/data/1407227162
アンプリファイド・テナーサックスの伊藤匠さんがスペシャルゲストで参加します!)


「歌女 kajo 盲声 blind voices 」
blowbass-003


録音は大崎のl-eにて、
ここ数年やっているように、
高感度無指向性ステレオマイクとDSDレコーダーによる5.8MHz録音を、
無加工無編集でCDフォーマットへ変換しただけのもの。
それに加え、数曲はバイノーラル録音の楽曲も収録。


全9曲、環境音や野外の音と境界のない打楽器の演奏音、
電子音とアコースティック音の間のような音の響き、
人の耳では聴くことの出来ない微細な金属の低音、
打音と吹奏音が干渉し合い、うねりから新たに音が発生する、
音の鳴り響く場所に入り、最後に出ていく、という流れ。



ジャケットはblowbassレーベルお馴染みの特製ダンボールケースに、
今回は活版印刷の町工場に依頼して、パソコンを使わずに
その場で手描きで原版を作り、インクを載せずに空押ししただけ。
ダンボール特有の筋と影で、文字が沈み込んで見えますが、
後からクレパスや色鉛筆、木炭などでこするとさらに字が浮かび上がってきます。
(この原版を、自分で小型活版プレス機で1つずつ押していきます)


物販会場では、各種色素材を用意しますので、
おこのみでその場で色塗りして、お好みの配色で遊んでもらえるようにします。



introducing Bright Moments同様、ライナーノーツ説明文は、
全て銀色の盤面に印刷されているので、
聴いている時には読むことが出来ない仕様です。


ジャケット、録音、バンド、サウンド、どれをとっても
今までの作品の中で最も特異な作品になったと思います。


メンバーである、Tetsuro Fujimaki 藤巻鉄郎君と Yuji Ishihara 石原雄治君と、アイデアを出し合って、
共に作り上げました。
また、いろいろな方々に協力して頂きました(皆様、感謝しております)。


価格は1500円。
相変わらずの1つずつ手作りのジャケット故、スローペースになりますが、
それぞれのメンバーのライブ会場での物販や、細々と通販も行う予定です。
また、販売先も色々と探していますので、もしどこかおすすめの場所などございましたら、
教えてください。
(通販のお知らせは、またこちらでも発表します)


どうぞよろしくお願いします。