都築バクg 高岡大祐tuba 秋山徹次g 田中邦和ts

関西からの二人に秋山さんとクニさんを加えた四人編成。
全員が電気的増幅を使わない完全アコースティックだ。
まず最初にギターデュオ。やってといったらバクの口が金魚のようにパクパクしてた。
秋山さんとやるので、緊張しているのだ。
ふたりともアコースティックギター、両者ともボトルネックをよく使ったが、音楽の印象が全く違う。
特に秋山さんのギターの音量には驚いた。アコギってこんなに音のデカイ楽器だったっけ?
音が飛んでくる、刺さる。凄い。バクがよく動くと秋山さんの存在感が否応に増してしまう。
次の管楽器デュオ、僕は全く違うことをしようとする。少しでも似た印象の音が重なると、別のアプローチに切り替えるか、休止する。
似ない、というのは、かなり難しいことだ。
休憩を挟んで2部は全員で。
なんというか、自分の乾燥しか言えないが、これだけ達者がいると、自分は特別に何かしなくてはいけないことはなくなる。
自分がひねり出さないでも、そこに音はあり音楽は進んでいく。いつもよりもっと、自分がここにあれば、と思う必要性を感じることに集中できる。
つまり、自分は音数が自然と減る。
それでもとても沢山音があるように感じて容易に演奏出来なかった。
客観的にはどうだったのだろう?
終演後、会話が弾みまくり楽しく乾杯。