春一番2011@服部緑地公園

坂田明reeds ジムオルークg 高岡大祐tuba 山本達久ds
前日は鑑賞に回った春一番。この日は出演。
早くから友人知人もつどい酒や食い物を飼い込み僕も客席で楽しむ。
さすが日本版の数時間前に酒を止め醒まして臨む。
ライブを見ていると「ええ音やなあ」と思っていたPAも、ステージ上の音は全く違う。
モニタースピーカーという、自分たちの演奏している音を聴くためのものが聴こえない!バランスわや!
たしかにサウンドチェック全くなし、ではあったが、これはヤバイ。
あとで聴くと各人状況が違ったとかで僕は生音の達久くんと坂田さんは聴こえたが、何故かジムの音が聴こえず、
ジムは坂田さんと僕が聴こえず、達久くんはジムばかりがやたらに大きかったとか。
こういう音楽は、びったり音を合わせるようなコミュニケーションをするわけではないけど、お互いの音を聞き合うことが殊の外重要で、
この状況はヤバイ…。
しかし坂田さんはいつものように貫き、ジムは狂ったように弾き(僕には聴こえない)
達久くんは必死の形相で叩いている。
もう吹くしか無い、のでとにかく吹いた。
そういや野外のこういう所で吹くの久々やなあ、聴こえへんなあ、とか。
演奏終了後、達久俺滝の汗息ゼイゼイ。
その横を涼しい顔で通り過ぎる坂田さん、「おうおつかれさん!」
参りました…。

自分らの演奏以外にも他の出演者の良い演奏をたくさん聞けて幸せ。
それにしてもブルースやフォークなどは関西勢でジャズやフリーものは東京から、
自分が東京勢として参加していたことになにか違和感を感じる。