trio(高岡大祐加藤吉樹渡邊みつる)@姫路ライラ

daysuke2007-04-08

高岡大祐tuba 加藤吉樹g 渡邊みつるds

久しぶりに姫路のライラへ。
初めてのメンバーで。


昼過ぎに大阪駅で集合。
新快速で終点姫路までは長い。
楽器の話音楽話馬鹿話。


姫路に着いたら結構な人出。
その流れにそのままついて姫路城へ向かう。
今日は花見もピーク。
途中商店街のスーパーで買い物するもなにせ腹減りなので全員の買うものが土方クラス。
さらに歩いて門から入ってすぐのところに陣取る。
ここは皆結構回覧するので場所は取りやすくてよい。
いつもライラのときにはお世話になる親切な姉さんのとびちゃんもやってきた。
桜の真下で乾杯と貪り。
どうも大阪などとは違いここでの花見は歩いてするものらしく場所取りなどもなくて気楽だ。
食っても食ってもなくならない食材の残りは持ち込むことにしてライラへ向かう。


僕は数年ぶり他二人ははじめてのライラ。
久しぶりのマスターも変わらず元気そうで何より。
セッティングはドラムを上手に高岡中央でギターは下手。
ドラムが真ん中は以後のセッティングは好きではない。
軽く通しリハをしてばっちり。
またしても花見の続きで軽く飲酒。
姫路日曜、なかなかお客さんというものの顔が見れないので
店内で皆でずっぽし話し込む。
談笑がえんえん続くかと思いきやお客様登場。
ほどなくさらに追加でほっとする。


曲目は先日来日していた我ら共通のベルギー友人ヤニックの曲を3曲ほか。
中身はいくらでも即興で切るこのメンバーならではこそ曲は伸縮しダイナミクス
演奏中に気がついたけど、おおジャズクラブで演奏って久しぶりだなあ。
お客さんがじっと聞いているのって変な感じだなあ、あ、これがジャズクラブだなあ、などと。
だったらどうしてほしいかというとみもふたもないが、じっとされると緊張するのです。
最後のほうに至ってはやけっぱち入ったかのような全員で暑苦しくも男らしい演奏。
とびちゃんの声援が店内に飛び交う。
アンコールまで頂き、何にも用意していなかったのでここはジャズクラブだからと
馬鹿みたいな早い4beatの嘘っぱちーなブルースではったりかませまくって幕。


終演後はまるで花見がずっと続いているかのような飲み会に途中。
なにせ姫路だと終電は22時台前半。無理。
なので必然朝までマスターと男飲み。
弱気になるわけに行かず一人気を吐く酒を飲む。
23歳から35年間この店を守るマスターの気概話などを肴に。
ふらっふらになり、始発目指してまだ暗い姫路の街を歩くと
そこにはとても正気とは思えないような全裸のサックス吹くオッサン銅像を発見し記念撮影。
始発はほとんど鈍行で自宅最寄り駅まで2時間かかって朝の桜が目にまぶしい。
鶴橋駅の立ち食いうどん屋環状線で一番出てくるのが早いという電車の中の馬鹿話を
証明するために半分以上寝ているのに入って頼んだ素うどんは15秒で出てきて納得と気絶。