Eric Thielemans/高岡大祐@豊島bar de HITAKI

この日は過酷にして未知に満ちた旅。
かなり早朝にエリックと待ち合わせ、7時45分発の高松行きのバスに乗る。
お互いにあんまり寝ていないがそのまま殆ど寝ずに3時間ゆられた。
高松駅に着くとかなり風が強い、今回お世話になる高松のオーガナイザー二ノ宮さんと合流。
少しコーヒーを飲んで休憩し、港へ。
今回はお客さんと一緒にチャーター船で会場のある豊島に渡る。
本当はフェリーで行くはずだったのだが汽船会社のHPにも乗る前に急にダイヤが変更になって
行くべき船が無くなってしまったのだ。
漁船とみまごう定員14名の小舟でお客さんと一緒に。
これが物凄い揺れで。


もはや笑うしかないくらい揺れる。上を向いてひたすらアホなことを言い続けた。
ようよう着いた豊島はさらに風が強い。

港からすぐの会場にまずは入って準備、ブラブラと昼食へ。
いちご農園がやっている簡易食堂のような場所で、お店の人の感じが良い。
カツ丼とにゅうめんを頼んで頼みすぎで持ち帰るエリック。
腹一杯で会場に戻る。
最初にtoritohitoというサンプラーを使ったエレクトロのソロが前座、
そののちに僕らのデュオ。
会場は古い民家を利用したカフェでちょっと寒いので暖かい格好で演奏。


少し残念なことは船の都合で途中で帰らないといけない人達が結構いた事。
(なんとお店の人まで帰ってしまったのには驚いた)
それを意識して20分後に一旦演奏が終わることを意識しなくてはならなかった。
こういう限定条件は私達の演奏にはあまりよい影響を及ぼさない。
ただ、その後には最初よりも集中して演奏が出来た。



片付け後は少しのんびりして船の出発に合わせて後にし(戸締りをし)
二ノ宮さんと今夜お世話になるハタジさんと彼のお店カフェ・コンニチワに移動するために船で直島へ。
もはや上下する船にもなれたエリック。

またしても着いた港から徒歩すぐのカフェへ入る。
落ち着いたら酒のんでつまみ頂いてのんびり落ち着いて。
車で銭湯に向かう。I♥湯は大竹伸朗の作品だ。
銭湯初体験でいきなりすごいところに来てしまったもんだ、エリックは。
ゆっくり温まって、また来るまで戻り今度は本格的に鍋で飲む。
エリックは早めに就寝。何故か僕は元気で飲み続け食べ続け話し続ける。
二ノ宮さんは必ず席で沈没する。

遅くに就寝。